ネガアルバムでフィルムを丁寧に整理・保管するメリットとデメリット。コクヨ ア-202B

Film

フィルムカメラで撮影をしていくと、困りだすのが返却されたネガフィルムの保管・整理だ。

 

ネガフィルムの保管にはいくつかの手法がある。

・返却されたままどこかに保管
・ネガフィルムアルバムにうつして保管
・BOXトレーなどにまとめて保管

私はすべての保管方法を試してみたが、それぞれ一長一短あった。

中でももっとも丁寧な保管方法は、今回紹介するネガアルバムを使用することだ。

年に10〜20本以下、月に1本程度撮影するライトユーザーで思い出を大切に保管したい方にはもっともおすすめの方法だ。

コクヨのネガアルバムでフィルムを保管するメリット

安全に保管ができる(整理整頓)

遮光性のあるカバーがあり、余計な圧力がかからないためフィルムそのもののへのダメージも少ない。
戻ってきたフィルムをファイリングすることで紛失のリスクも少なく、すべて整理整頓ができているので精神的にもとても強い安心感がある。

フィルムを情報化できる。

整理整頓ができているため、「このデータ、なんのフィルム使って撮ったっけ?」「これいつ撮ったっけ?」など気になったときにペラペラめくって必要なネガにすぐアクセス可能だ。
ネガアルバムを使うことはネガフィルムを「情報化」することと同じで、閲覧性や情報としての価値を高めることができる。 

 

省スペース

アルバム1冊につきネガフィルム50枚の収納が可能。
50枚といえば返却されたまままとめておいておくとかなりかさばる分量だ。
アルバム化してまとめて保管するとかなり省スペースになり、大きめの本棚などにおいておける。

インデックスで撮影日などの記録が可能

日付や使用したカメラ、レンズなどの情報をタイトルカードでネガと一緒に保管できる。情報としての価値が高まる。

コクヨのネガアルバムでフィルムを保管するデメリット

一度フィルムを専用スリーブに移し替える手間が発生する。

最大のデメリットがネガの移し替えにかなり手間がかかるということ。現像屋さんから返却されたスリーブに入ったネガを専用のリフィルに詰め直す作業が必ず発生する。

ネガフィルムそのものは直接手で触れてはだめなど扱いが難しい。

「ネガフィルムは差し込むだけの簡単整理」と記載があるが、これは正直かなり集中力と時間を使うし手間だった。

大量のネガフィルム整理には向かない

1冊あたり最大50枚の収納が可能だが、ネガフィルムを整理しようと思っている方はすでに手遅れなほどたくさんのネガフィルムを抱えていたり、大量に撮影する方が多いハズ。

その状況から多大な手間をかけてネガアルバムで整理するのはあまり現実的ではない。

私はネガアルバムを購入したが4枚目くらいで断念してBOXトレータイプに移行した。
たくさんのネガをお持ちの方はBOXトレータイプがおすすめだ。

 

>>ズボラなネガフィルム整理術「コクヨ デスクトレーB4 W20D」を活用しよう! ネガアルバムよりおすすめ!

ネガアルバムの種類

個人的にはこういった新しいものを順次追加して使っていく製品は、できるだけ長いこと製造を続けてくれる体力や信頼がありそうな大きい会社のものを選ぶようにしている。しかし、人によっては部屋においたときのインテイリアに合うかといった視点もあると思うので、現在入手ができそうなネガアルバムをまとめておく。

 

コクヨ アルバム ネガアルバム B4 両面ポケット 青 ア-202B

 

ブローニー(120)フィルム用のリフィルも販売されているので、35mmもブローニーも同じアルバムに一緒に保管が可能だ。

HAKUBA クリアネガフォトアルバム 35mm用 ブラック 511000

Chikuma アルバム ネガ フリースタイルバインディングシステム 35mm

FUJICOLOR アルバム ネガ ネガファイルII

 

まとめ

 

今回紹介したネガアルバム使った保管方法は、年にたくさんのフィルム撮影(目安としては30本以上〜)をする方にはかなり手間がかかるため正直おすすめしづらい。

一方で、フィルムの撮影数そのものは多くなく、思い出をしっかり整理して大切に保管したい方には一番オススメのネガフィルム保管方法だ。

 

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