カラーネガフィルム13種類を比較 特徴と選び方解説 というこれまで使ってきたフィルムのまとめ記事を書きました。
今回ははその中から「優しい写り」と「コスパ」が特徴のISO100フィルム「KODAK PROIMAGE100」について作例多めに詳細レビューしたいと思います◎
KODAK PROIMAGE100の特徴
PROIMAGE100はプロフェッショナル向けのISO100フィルムです。柔らかいトーンと正確な色と心地よい肌の色調の再現がとても優秀、かつ、かなり安価に入手しやすい価格帯のフィルムです。
本来はポートレート、結婚式、イベント向けに自然な肌色を重視して作られた「プロフェッショナル」カラーフィルムのようです。名前からもプロ用と銘打たれていますが、ガンガン使えるお手軽な「業務用」のイメージが湧くフィルムです。
もともと、東南アジアや南米の高温多湿な熱帯地域で、冷蔵庫などでの厳密な温度管理をしなくても室温で保管ができるよう商品企画されたフィルムのようです。 2018年にヨーロッパ、2019年に北米で公式に販売開始。日本での流通は輸入品が主になっていると思われます。
- KODAKらしい優しいトーンが魅力
- 特にスキントーンが美しい!
- 色・彩度もハデではなく正確で適正
- ポートレートや日常撮影に最適!
- もともと高温多湿地域向けで保管時の心配が少ない
- 36枚撮りのみの設定
- 5本1パックで販売されており、安い!
KODAK PROIMAGE100の作例
トーンがとても柔らかいフィルムなので、影や光がとても優しく印象的。デジタルでは残せないフィルムらしさが味わえます。
URTRAMAXだとギラギラになりやすい青空や原色もとても自然に発色してくれます。
ISO100なので暗い場所は苦手です。息をとめてシャッター速度1/8位まで頑張りましょう!(笑)
ISO100を活かしてレンズ開放でボケ感のあるポートレートが撮りたくなるフィルムです。
まとめると、KODAK PROIMAGE100は、写りに「トーンがなめらか(特に人肌)」「色味がハデすぎず優しい」な特徴があると思います。一番の特徴は価格がかなり安くお財布に優しいことでしょうか。5本パックで販売されているものを購入すると現行の全種類フィルムの中で一番安価に入手ができると思います!写りも良くおどろくべきコストパフォーマンスのフィルムですね。(無くならないように…)。
その他のおすすめフィルムはこちら → 【参考記事】カラーネガフィルム12種類を比較 特徴と選び方解説
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