Leica M3でストロボを使用したい場合、ニップル(KAISER フラッシュアダプター ライカM2/M3用 KS-1313)が必要です。また、クリップオンでストロボを使用したい場合はアダプター(ETSUMI ホットシュー 26cm コード付き マニュアル発光専用 E-519)も必要になります。
上の2つのアイテムがあれば、LeicaM3で現代のカメラと同じようにフラッシュ撮影やクリップオン撮影を行うことが可能です。
Leica M3は
●M3上部のシューはアクセサリーシューやコールドシューと言われるものでストロボ発光用の電子接点がありません。そのためそのままストロボを装着しても発光しません。
●M3のボディ背面にシンクロターミナルがありますが、現在スタンダードな接点と規格が違う「ドイツ式」のためそのままでは使用できません。
私は、恥ずかしながら、そのままM3とストロボを飲み会に持っていき「あれ、光らないぞ!?」をやったことがあります(笑)
M3のシンクロターミナルは2つあり、キャップで保護されています。
・左の稲妻マークの接点は、複数回発光できるストロボに使用
・右の電球マークの接点は、一度だけしか使えないフラッシュバルブに使用
とのことですが私はなぜ接点が2つ必要なのかについて理由がわかっていません。ちなみにどちらの接点を使っても問題なくフラッシュ発光ができました。
まずはニップル(KAISER フラッシュアダプター ライカM2/M3用 KS-1313)を使用し現代のシンクロターミナルに変換します。
この段階で、現代のカメラと同じようにシンクロコードでモノブロックと接続してのスタジオ撮影などは問題なくこなすことができます。
クリップオンでストロボを使用したい場合は、シンクロ信号をシュー部分へ伝えるアダプター(ETSUMI ホットシュー 26cm コード付き マニュアル発光専用 E-519)を使用します。
この状態(ニップル+アダプター)でクリップオンが使用できます。
なお、フィルム、デジタル問わずライカやGRで使用するストロボとしてはLightPix Labs FlashQ Q20IIが本当におすすめです。
<参考記事>ストロボLightPix Labs FlashQ Q20II が超スゴい。ライカ、GR3のフラッシュに最高。
最後に蛇足ながら、シンクロターミナルの設定がないデジタルMでスタジオでモノブロックを使って撮影するような場合もホットシューからシンクロターミナルへのアダプターが必要です。種類はたくさんありますが、イチオシはエツミ ホットシューアダプター E-6783です。
UNにも同等ニップルがあります。
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