こんにちは。
GRやフィルムカメラで使えるコンパクトで高性能なストロボが欲しくなり、LightPix Labs FlashQ Q20IIを購入しました。
これお値段も1万2千円程(2019年12月時点新品価格)とお手頃で、多機能&コンパクトで本当にびっくりする素晴らしいストロボでした!
仕事用にはソニーのα7iiiを使っていてストロボはすべてGodoxに統一しています。(ちなみにLightPix Labsのストロボを使った時の感動はGodoxの製品の感動を超えました。笑)
プライベートのデジタルではRICOH のGR3、フィルムではLeitzMinolta CLを愛用しています。
GRは2まで内蔵ストロボがあったのですが3になって省略されました。GR3、LeitzMinolta CLでも暗いシーンでパシッとフラッシュを炊いて「写ルンです」のような写真が気軽に撮れたらよいな、またライティングで遊びたいなという欲求がありました。
僕がストロボ(プライベート用)に求める条件
・できるだけコンパクトで軽量
・GNは20程度で十分
・できればバウンスで撮影がしたい
・フルマニュアルでOK
・メーカー純正でなく汎用クリップオンストロボが良い
*)GR3とLeitzMinolta CLといった異なるメーカーで共用したいため
この条件を満たすストロボがほとんど存在していないのです。
現在新品で購入が可能なコンパクトフラッシュの選択肢
現在購入が可能なフラッシュを調べてみました。
SUNPAK PF20XD
モーリス ヒカル小町 10i
その他は各メーカーの一番小さいストロボが使えるかも、程度。周りの人を見ても大体 SUNPAKを使っています。
そんななか発見したのがLightPix Labs FlashQ Q20II。特徴をなんだこのドンピシャ具合は。どうやらまだほとんど情報が無い製品のようです。
LightPix Labs FlashQ Q20IIの特徴
というわけで人柱になって購入してみたLightPix Labs FlashQ Q20IIの特徴を写真とともに見ていきたいと思います。
・超コンパクト&軽量でGR3、ライカ、フィルムカメラにピッタリ
Ricoh GR3よりひとまわり小さく軽いです。厚みはおなじくらい。重さは電池込で164gだったのでiPhoneX(174g)程度です。
背面の操作パネルはこのようなインターフェース。マニュアルなので操作も直感的でわかりやすいです。
単3電池2本駆動です。
・必要十分な発光量のガイドナンバー20
写ルンですのGNはおおよそ8~12で、1〜3mが有効な撮影範囲のようです。
富士フィルム社HP: フラッシュのガイドナンバーはいくつですか?
GN20はGRやフィルムカメラにつけて遊ぶ程度であれば必要十分ですね。
ざっと計算したところISO100 F2.8でだいたい7m程度までは十分フラッシュ効果はあるようです。
・ビデオライト付き(!)
なぜかビデオライトがついています!私はあまり使用するシーンがないのですが懐中電灯的に使えるかも…笑。
こちらも明るさを7段階で調整可能、
・コンパクトストロボなのに、バウンス対応
最大90°、クリックストップ0°、45°、60°、75°、90°で、ストロボ光直当てののっぺりした写真でなくより自然な写りが期待できるバウンス撮影が可能です。コンパクトストロボになかなか無いです。
・ワイヤレス機能付きでオフカメラライティング可能
一番画期的な機能だと思います。これはすごい、何がすごいってGodoxで言えばXproのようなワイヤレスコマンダーを別で購入し、準備、わざわざ持っていく必要がないことです!
フラッシュ部とトリガー部は、カメラに装着したまま、片手でプッシュボダンを押すことでストレスフリーに脱着可能。BT接続で10m程度まで離れても使用ができ、ワイヤレス接続が繋がりにくかったりせずしっかり安定しています。また、ちいさいトリガーにもボタンが設置されており、そこから発光パワーの調整やテスト発光などの操作が可能です。
これは本当にすごい!と感動です。
三脚ネジもついているので、設置のアイデアも広がります。
ポートレートの時などに45度位にバウンスする角バン(?)して、立体感のあるライディングもできます。
私は、たまに取材やインタビューでGRを使うこと、ポートレートのライカでもいい絵を残したいと思っており、この自由自在にオフカメラすることで自在に照射方向をコントロールできる画期的な機能が購入の決め手になりました。
・ジェル付きであそべちゃう!
ジェルがついているので遊べます。
遊んでみました。写ルンです的な遊び方もできそうですし、オフカメでよりクリエイティブな撮影にチャレンジしても良いかも。
・USB充電可能
充電式の単3電池を入れたままで充電ができるますのので、わざわざ出先に単3電池用充電器をもっていく必要がありません…。旅行に便利ですね。
持ち運びに便利なポーチ付き
裏地など全体的にかなりしっかりした作りのポーチが付属しています。
総括して思うのは、これまでのストロボの進化の延長線上から離れていて、KickStarterなどのクラウドファンディングで作られそうなアイデアと現代技術ゴリゴリの製品で、ワクワク感があります。
TTLなどもなくフルマニュアルなので扱い易いですし、フィルムで使う場合は距離と明るさの光について考えてなれていく必要性が高まるので撮影もさらにうまくなっちゃう予感がします!
LightPix Labs FlashQ Q20II の外観と装着図
RICOH GR3 装着図
ライカミノルタCL 装着図
ライカミノルタCLの場合、すこしはみ出しますが接点はきちっとハマっており問題なく使用ができました。
ソニーα7iiiなどデジタルでも問題なく使用できます!
汎用シューなので、たいていのカメラで利用できます。
オフカメラが超楽なので、私もメインのソニーα7iiiで使用しています。
最後に、LightPix Labs FlashQ Q20IIは、なによりも使っていて「ワクワクとても楽しい」ストロボです。
以上、GRやフィルムカメラのコンパクトで高性能なストロボ選びの参考になれば嬉しいです!
現時点では決定版だと思います!!!
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