こんにちは、普段はFEマウント(SONYのEマウント)を使ってミラーレス最高〜!と言いまくっていた私ですが、なんとキャノンのEFマウントに手を出してしまいました。
というのも、デジタルとフィルムをシームレスにつなぐために歴史あるFEマウントに手を染めてしまったわけですが、もちろん使うレンズはキャノンが誇る神の撒き餌レンズEF50mm F1.8 STMこいつしかありません!!!嬉しさのあまりもはやレンズが神なのか、撒き餌として神なのか僕には判断する理性がありません!
思い返せばカメラを初め”撒き餌レンズ”なる単語を聞いたときに鯉の一群が口をパクパクしている光景を思い浮かべ、なんて悪趣味な言葉なんだろう、と思った私が、いまでは喜んでEF50mm F1.8 STMにガッツリ食らいついて暴れている。その自分を冷やかに眺めるこの状況に、ふしぎな因縁を感じております。
さて、EF50mm F1.8 STMは撒き餌だけあってレンズフードなる小洒落た付属品はついておりません!そしてこのレンズは「餌」なだけあってどこにもセクシーさが無いのです。
一方で、ES-68。こいつはすげぇ。めっちゃセクシー。「価値がわかる必要な人だけ私を使ってくれればいいのよ」とでも言わんばかりの存在感。ほしくない人は全く気にも留めないけど、ほしい人はなんとしても手に入れたいその存在。
そして微妙に値段が高い!餌に合わせるにしてはちょっともったいないとすら感じる絶妙な価格設定!
そしてデザインというか、フードを使う体験が素晴らしい。
まずめっちゃダサい。デカい。フード収納時には切り落とされたようなぶきっちょな風貌です。
そのびっくりする野暮ったさをヒックリかえしたときに突如現れるセクシーなくびれとグラマラス感ッッッ!!なんだこれは!
みてください!このTHE★フード
そしてそのフードを裏返してはめるときのパチンとハマるフィーリングが最ッッッ高に気持ち良いッッッ!!
いろいろなカメラとレンズをつかって来ましたが、以前友人に借りて初めて触ったときにもっとも不思議な違和感とアレッという心地よさを覚えたのがこのレンズとレンズフードの組み合わせです。
こうやって書いていてようやく自分の本当の気持ちに気がつきました。
「僕はEF50mm F1.8 STMが使いたかったのではなく、ES-68が使いたかったんだ」と。
以上。
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