【ガチオフ利用向け】WR250Rに追加すべき装備24点とその理由

装備

ツーリング、高速道路走行、オフロード練習、初心者〜上級者まで、フィールド、レベルを問わず楽しめるYAMAHA WR250R。

乗り始めるといつのまにかオフロードの楽しさにどっぷりとハマってしまい、もっと練習したい!と思ったときに迷うことは最適な装備の選択だろう。

今回は以下の項目について私の選択肢と、選んだ理由「なぜ?」を伝えたい。

目次
〜基本コンセプト〜
①ハード 追加すべきもの
ステルスハンドガード/ステルスジョイント/FMF Q4/リチウムイオンバッテリー/ウルトラライトクラッチ/IRCツーリスト/ヘビーチューブ/リムロック/アンダーガード/シャークフィン
②リプレイス 交換すべきもの
プロテーパーハンドル/シフトペダル/フットペグ/ハイシートス/プロケット/ショートフェンダー/トライアルミラー
③周辺機器 必要なもの
空気入れ/トライアルゲージ/エポキシパテ
④ソフト オイルについて
シェブロン/ヤマルーブスポーツ

基本コンセプト

自走帰還能力×最軽量戦闘力の最大化

私は練習場である神奈川県相模川河川敷 通称”猿ヶ島”から10キロほど離れた、とある駅前のコンテナ倉庫を借りてそこにバイクやオフロード装備を一式おいて、毎週末電車で都内から練習に向かっていた。

こうしたオフロードバイクスタイルを選んだ理由は

・ストレスをためたくない
首都圏の渋滞をオフロード装備を着込んで50キロ以上走り猿ヶ島まで来るようなことは無理。練習して電車で帰るので楽ちん
・圧倒的に練習回数を確保したい 気軽に向かい気軽に帰れる
・維持費をできるだけ安価にしたい
(借りた倉庫は月7000円ほど、都内では15000円〜)
・タイヤの減りがすくなくなる
・倉庫前がつかえるので整備場所の確保 など

余談だが、職住近接という概念がある。

職住近接
日本ではこれまで働く場所は都心で、住む場所は少し離れた地方に念願の庭付き一戸建てや広いマンションを購入し、通勤に片道1時間も2時間もかけて、満員電車で通うというのが普通でした。
しかし、この考え方の見直しが始まっています。
長時間かけて通勤し、時間をロスして、満員電車で座ることもできずに疲弊するより、職場の近くに住んで時間を有効に使って、ストレスをためない生活の方が、仕事にもプライベートにも効率的で、心身の健康にもいいというわけです。 ※http://www.shokujukinsetsu.infoより引用

私は住遊遠隔というライフスタイルを提案したい。

週末は都会、自分の巣を離れ大自然の中で遊ぼう。
長期休暇は日本を飛び出し世界の裏側まで出かけよう。
大きなお金も時間も必要がない。
電車に乗れば、遊び場まで1時間、LCCという飛行機に乗れば海外ですら数千円だ。僕達はそれができるインフラの整った日本、現代に生きている。
これが21世紀の遊び方だと思う。

そんな思いから、僕は神奈川県のとある駅前にコンテナ倉庫を借りて都内からの出島、遊びのハブとしていた。

WR250Rのノーマルはハードなオフロードでの利用を前提としない装備になっているため、ある程度のモディファイが必須となる。

僕はWR250Rのモディファイにあたり
オフロードでしっかりと上達ということを見据えて遊ぶと転倒やトラブルがつきものであるので、帰還できるだけの防御力と、WR250Rの最大の弱点である重さを減らすため、最大限の軽量化を目的とした改造を行った。

今回お伝えしたいのは 今だから分かる”真の最適解”

WR250Rに乗っている方は大きく2パターンに分かれていると感じる

①オフロードバイク経験は実は初級者
このバイクを選んじゃうくらい上達、上昇思考が強い
WR250R一台もち、もしくはオンロードバイクも持っている

②かなり熟達したオフロードライダー
癒やしを求め(笑)ツーリングなど公道向けに購入
普段はレーサーに乗っている

大体①が98%で、②が2%くらいの印象。②は生でみると凄まじい(笑)

さて、私は完全に①のパターンであり、WR250Rのおかげでガンガン練習できて上達できた(はずの)人間だ。

正直、右も左もわからずにWR250Rの装備を考えていた当時は、初心者ゆえイマイチなチョイスもあったと思う。

その後もWR250FやYZ125Xで、もっともっとオフロード/エンデューロ経験を積んだ今だからこそ分かる。今ならコレを選ぶ。という情報をお伝えしたい。

(みんな乗り換えると前のバイクの情報書かなくなっちゃうんですよね…)


WEXの勝沼に参戦した時の私とWR

※筆者経歴
オフロード歴 6年/エンデューロ国際B級ライダー
〜2013年 KMX125,KDX125SRなどで関西の林道やレースなどおあそび
<ブランク期間 1年ほど>
2014年 夏前にWR250R購入(自走)
2015年 WR250R(自走)/WR250F
2016年 WR250F/YZ125X
2017年 YZ125X




①ハード (追加すべきもの)

以下オススメ品についてリンクが取得できた製品に関してはWebike、amazon、その他販売会社リンクを貼っておきます。適合については念のため再確認をお願いします。

ハンドガードとガードマウンジョイント

トレールバイクの帰還能力に直結し重要なのがハンドガードだ。
車重があるため、しなる樹脂製は適さない。
特に転倒の回数が多いまだまだ練習中の人は金属製のなかでも頑丈なガードを選ぶ必要がある。

ハンドガード取り付けのコツは、サイドマウントジョイントも購入し必ずフロントフォークにクランプすること(超重要)
ハンドルに締め付ける取り付け方だと転倒時にハンドルガードが回転してしまいブレーキまわりを破損する恐れがある。

だいたい皆がチョイスするのがZETA製のガードジョイントである。
これは安くて入手し易いしみんなつかっているのだが、中華製でいい素材を使っていないのか転倒を繰り返しているとすぐに曲がる、特にジョイントに関しては曲がって最終的にちぎれる。私もWR250RでZETAをつかっていたが最後まで殴る蹴るの暴行を加えなんとか修正を繰り返していた。

そこで、、、
オススメ品

①エンデューロエンジニアリング製のハンドガードストレートタイプ
最も強度があると思うのがチャネスポーツさんこちら
ストレート構造なので曲がりに強く、曲がり加工タイプよりも少し軽い

ちゃねスポーツは、オフロードバイク用品を中心に、海外で人気のハイクオリティなパーツをより安くお届けします。
オフロードバイク用品・スノーモト・BTRなど、海外のハイクオリティなパーツならちゃねスポーツ

②ステルス ハンドガード WEC Curve
曲がり加工が好きなひとにはこれ。かなり強度があり安心感がすさまじい。
③との相性も抜群で取り付けも楽だろう
(もともと安価なストレートタイプもあったがなくなってしまった…)

③ジョイント ステルススーパージョイント

ジョイントはステルス製を超オススメしたい。私はWR250Fでこちらを使用していたが、最後まで曲がることが無かった。素材のおかげか圧倒的な強度を持つ。

※ZETA製ジョイント以外は取り付けステーの逃しが無いのでステーと干渉してしまうようだ、加工や工夫が嫌という場合はZETA製を選ばざるを得ない。私ならレーサーに乗り換えたときも長くつかえるステルスをむりやり着ける(笑)

ラジエターガード FLATLAND RACING

私はFLATLAND RACING製ラジエターガードを付けていました。


写真ではわかりにくいですが、、、ひしゃげてます(笑)

トレールバイクは転倒すると車重が重いのでラジエター潰してもれたりし易いです。私は猿ヶ島で2回ほどトレールバイクのラジエターから液漏れして往生しているシーンを見ました。(どちらもガードなし)
付けていても使っている度重なる転倒でくしゃくしゃに曲がってしまいますが、それでも生存確率が大幅に上がるであろうガードは必須と思います。

こちらもチャネスポさんのサイトから購入できます。
http://www.chsports.com/cgi/shopitem.cgi?item=714

ヤフオクで似た製品が5000円前後で購入できるようです。取り付け精度などは不明。安さが重要な方はチャレンジしてください。

私は当時一番安かったFLATLAND RACING製を選びましたが、次に取り付けるなら横からの衝撃に強く現在YZ125Xに取り付けていて大満足なAXP(ムース製も同形状ですが加工がかなり必要)をつけます。

AXP RACING エーエックスピーレーシング/ラジエターガード
AXP RACING エーエックスピーレーシング/ラジエターガード WR250R

アンダーガード

アンダーガードといえばエンジン下などに障害物がぶつかった際、破損、傷、衝撃から保護するためのモノ。WRは純正で小さいプラパーツのガードが2つついていますが、腹下のガードはありません。取り付けて走っていると分かりますが、フロントタイヤが巻き上げた石などがかなりエンジンにガンガン当たります。

クランクケース破損という自体は最悪のパターンですが、付けているのといないのでは、丸太や岩の路面のときにぶつけても大丈夫だと精神的な持ちようが変わってきます(笑)

(WRはプラガードがありますが)トレールで必須になる理由はウォーターポンプの破損を守るためという理由がかなり大きいと感じます。ウォーターポンプは転倒時に岩などにぶつけて割れてしまいやすいパーツで、自走してる人は割れた瞬間終了ですから(笑)

私はZETA製のスキッドプレートを付けましたが重さが1.1kgありますし、ビビリ音などがひどく金属製スキッドプレートが嫌いになりました(笑)
以降はWR250F、YZ125Xともすべて樹脂製にしてます。

ZETA ジータ/エンデューロ スキッドプレート
ZETA ジータ/エンデューロ スキッドプレート WR250

下のサイクラム製は0.4kgとZETA製より0.7kgも軽量です。
オイル交換用の穴がないので時少し手間かもしれませんが、軽さを取るか、整備製をとるか、、、。私は軽さを取ります(笑)

CYCLE-AM サイクラム/スキッドプレートタイプII
CYCLE-AM サイクラム/スキッドプレートタイプII WR250R

スキッドプレートとエンジンの間に泥がはいりめちゃくちゃ重たくなるので、こちらもあったほうがよいです。

マフラー FMF Q4

軽量化に最もきいてくるパーツです。純正から変えたときはまるで羽が生えたような感覚になりました(笑)

マフラーはいろんなメーカーからたくさんの種類がでていますが、FMFのQ4が性能、音、価格ともに最もオススメです。
パワーコア4はQ4よりも5センチほど短いので、性能どうこうよりもマスの集中化によって運動性能の向上が期待できます。
純正は重さが5.8kgもありQ4、PC4はメーカー公式で2.3kgなので半分以下の軽量化が可能です。

高価なパーツになりますので、ヤフオクやアップガレージをこまめにチェックして出物があれば購入がオススメです。

私はたまたまヤフオクでQ4の出物があったのでこちらにしました。ツーリング時でも疲れないちょうどいい音量でした。

何はともあれ軽さと運動性能重視→PC4
うるさいのは嫌、ツーリングもたまに→Q4

リチウムイオンバッテリー

こちらも軽量化にかなり貢献する製品です。交換した瞬間からめちゃくちゃ軽くなったことを実感できる嬉しいアイテムです(笑)
フープスなどを走るとき走りやすさ、リズム感がまったく変わってきますね。

だいたい0.5kg(下のリンクの製品は423gだそうです)ほどの製品で純正バッテリーが約2kgですので、1.5kgほど軽量化できます。7千円程度なので費用対効果でいうともっとも高いアイテムといえるでしょう。

私はWR250R WR250F共にスカイリッチを使用していました。
スカイリッチは北海道宗谷岬での年越しツーリングのときもバッチリ始動してくれましたので個人的に信頼感が高いです。

サイズに関しては迷われる方が多いと思いますが、価格の安い一番小さいもので問題ありません。(鉛バッテリー時代もわざと小さい原付きバッテリーを乗っける軽量化が行われておりました。)

スカイリッチの4Lと5Lの違いは、本体は同じでサイズを嵩上げするための硬めのスポンジ下駄がついているかいないかだけです。(写真はプラスチック下駄ですが、WR250F用に購入したときはスポンジに変更されてました2016年春購入)電子製品なので念のためスポンジ付きの5Lをオススメしておきます。

ちなみに…

軽量化を考えた場合、
・EXUPの撤去 (5円の抵抗でキャンセル可)
・AISの撤去  Amazonで入手可
・マフラーの交換
・リチウムイオンバッテリーの交換

ここで8割方完了です。十分だと思います。

80:20の法則というものが世の中にありますが、これ以上の軽量化を求めると非常にコストがかかります。パレートの法則

さらに20%詰めるなら
・ビッグタンク化 −500gほど?
・サブフレームをアルミ化
・スポークをチタン化

などなど、、、誰かやった車両乗せてください(笑)

ウルトラライトクラッチ

これはWR250Rだけではなく、適合するトレールバイク乗りへ死ぬほどオススメしたい製品です

WR250Rのクラッチはめちゃくちゃ重いというわけではないんですが、にぎにぎしまくっていると疲れてしまいますし、特にレース中など腕がパンパンになります。となるとクラッチをつかってバイクをうまく操縦するということが出来なくなってきます。

しかし、この製品をとりつけるとあら不思議とクラッチが激軽になります!体感では半分ほど。

私はWR250Rにこれを取り付けて、オフロードバイクスポーツの中で、脳直結すべきクラッチ軽いことがいかに素晴らしさに感動。
(脳)→(クラッチ重い)→(エンジン…)
(脳)→(クラッチ軽い)→(エンジン!!!)
以来すべてのレーサーで、わざわざクラッチで軽くなるような加工がされた特注レバーを使用しています。(DRCウルトラライトクラッチは残念ながらレーサーには使えないのです)

 

IRC ツーリスト

自走でガンガン走って練習する人には鬼グリップ×最強耐久性能のツーリストを心からオススメする。

 

理由については下記エントリを参考にしてほしい。

”https://from-exp.com/offroad-tire-course″

 

上記ツーリストの使用にかかわらず、自走派は必ずヘビーチューブにしておこう。パンクの確率を少しでも下げることができる。
なおチューブのブランドはダンロップとIRCが入手しやすく使っている人間も多いと思うが、同じヘビーチューブでもIRCの方が圧倒的にゴムが分厚く、価格も約半分なのでまず、自走派にはIRCをオススメする。

※私の場合、自走時はより分厚いIRCチューブを選ぶのですがレーサーに使う場合は、私はダンロップチューブの方が感覚的に好きです。これはダンロップチューブの方がゴムが薄いのでタイヤに重さを感じない気がするためです。最初はIRCから試してみるのがよいと思います。

★IRCヘビーチューブ フロント21
IRC(アイアールシー)井上ゴムバイクタイヤチューブ 2.75:3.00*80/100-21 バルブ形状:TR4 リム径:21インチ HEAVY TUBE 459091 二輪 オートバイ用

★IRCヘビーチューブ リア18
IRC(アイアールシー)井上ゴムバイクタイヤチューブ 3.50:4.10*100/100*120/80-18 バルブ形状:TR4 リム径:18インチ HEAVY TUBE 459151 二輪 オートバイ用

★フロント用ビードストッパー
DUNLOP(ダンロップ)ビードストッパー メタルタイプ(M) 適用リム幅:1.60 430069 二輪 オートバイ用

★リア用ビードストッパー(必ず2つつけよう!)
DUNLOP(ダンロップ)ビードストッパー メタルタイプ(M) 適用リム幅:2.15 430073 二輪 オートバイ用

ちなみに…(笑)

バルブのナットはAのように締め付けた状態は駄目です。
タイヤとリムは空転するんですがそれに引っ張られて、コアの根本から裂けてパンクします。(ビードストッパーはタイヤをリムに押し付けて回転しにくくするものです。)
B、もしくはCをオススメします。
Bはエンデューロの人に多く
Cはモトクロスの人に多いイメージです。

エンデューロの人は空気を出し入れしたりも多く、とりあえずぶらぶらさせとくみたいな適当な感じの人が多く、モトクロスはネジの緩みとか毎回しっかり気をつける人が多くココのナットもしっかり締めている勝手なイメージです(笑)

 

トライアルミラー

オフロード専用ミラーはD○C、ラ○ロ、T○NAX、、、各社から可倒式のミラーがたくさん出ています。

でも林道に通いまくっていたり、オフロード主体でトレールに乗っているひとの約8割、ツウは絶対このトライアルミラーです(笑)

すべてプラパーツなのでミラーに比べて激軽、走行時邪魔にならない、割れない、というところが素晴らしすぎます。

わたしは見た目もかっこよく、見やすいので下側に向けて取り付けておりました。

 

リアディスクガード

WR250Rには純正でついていない。

YZ250F用の純正部品がそのままポン付けできるのでとりあえずコレを付けておくことをオススメする。

17D-25718-50 PROTECTOR, DISK BRAKE 1,102円
90105-06110 BOLT, FLANGE×2 103円

純正部品の買い方は以下を参考に

 

【最強便利】バイク純正部品の買い方について伝えたい
こんにちは。 今日はバイクの純正部品の購入の仕方についてお伝えしたいと思います。 ここ1,2年で購入の仕方が決まってきた。 私は2009年から2輪車に乗り出しました。 その間一度も手元にバイク

 

なおZETAの金属製のリアディスクガードをつけることはオススメしない。

ディスク&チェーンのガードは樹脂製にすべき理由

 

②リプレイス (交換すべきところ)

WR250Rはある程度割り切りで安いパーツがついている部分があります。

 

WR250Rはイマイチだ。というインプレをブッた切ろうと思う。
こんにちは。 今回は僕が過去に乗っていたWR250Rについて、ひとつ個人的な見解を書きたいと思います。

それはハンドル、ブレーキペダル、フットペグなどです。これらはオフロード走行しないなら耐久性がさほど重要視されないので、思いっきりコストダウンの対象になっているのですが、オフロード走行するととたんに曲がったり折れたりします。

折れたりするまでは、純正のままでOKですが、修正しまくってそろそろやばそう、心配になって来たら交換しましょう。
遅かれ早かれ交換することになるので、納車時に交換してしまってもいいかもです。

プロテーパー ハンドル

10回ほどコケていると曲がって来きます。純正は鉄ハンドルのようなので、エンドの棒を突っ込んでグニグニしていると何回かは修正出来ます。ちぎれて帰宅できなくなる前に交換しましょう笑

純正サイズに一番近いものがオススメです。

★WR250Rの純正 サイズ
幅777mm 高さ91mm 引き59mm

★プロテーパー SE Henry/Reed
幅800mm 高さ92mm 引き60mm 
PRO TAPER プロテーパー/SEVEN EIGHTH [セブンエイス] ハンドルバー
PRO TAPER プロテーパー/SEVEN EIGHTH [セブンエイス] ハンドルバー

私はバーパッドのデザインも好きなので、プロテーパー SE Henry/Reed を購入し、左右を10mmほど糸鋸(100均に売ってます)で切り落として使いました。

シフトペダル

ブレーキペダルは比較的持ちがいいんですが、シフトペダルは転倒や地面に刺さって数回でお亡くなりになります。笑

私は見た目と色使いのカッコイイ ドリブン社のペグに交換しました。

フットペグ

こちらも純正だとコストダウンされまくりで補強がなく気づいたらボッコボコになっていて面積が通常時の半分くらいになっているパーツですね(笑)

ハンドル、シフトペグとくらべて最後まで生き残る可能性は高いですが、いつかお亡くなりになります。

ワイドフットペグだと体重をしっかりかけられるようになるのでトラクションも良くなります。

スプリングもいるようです。

ハイシート

本格的にオフロード練習をするなら必要になります。純正の低いシートだと体重移動がしにくいのと、シートの前の方にのるということが出来なくて上達を妨げます。

私はスパイラルのシートを購入しましたが、WR250Rの車体に対して座るところが細すぎで実は形状がそんなによくないです。
オフロード走行もバッチリかつ、ツーリングでもお尻に優しい純正ハイシートがオススメです。

YAMAHA ヤマハ ワイズギア/ハイシート(セミダブルシートアセンブリ)
YAMAHA ヤマハ ワイズギア/ハイシート(セミダブルシートアセンブリ) WR250R

ちなみに純正部品で購入するなら
型番は以下のようです。
青 32D-24770-01
黒 32D-24770-21
白 32D-24770-11

 

スプロケット

最後に書いてしまいましたが、オフロード練習する場合一番最初に変えたほうがいいかもです。

ノーマルだとドライブが13丁、ドリブンが43丁です。
私はドライブ側だけを12丁に変更してました。

オフロード走行もツーリングにも比較的融通の効く減速比なのでまず第一段階としてオススメです。

これ以上オフロード向けにしようとするとドリブン側を大きい丁数へ変更しチェーンも交換する必要がでてきますので、まずはフロントだけ12丁からスタートしましょう。

 

フェンダーレス化

残念ながら純正フェンダーのままだとオフロード走行1回目でぐにゃとお亡くなりになります(笑)

ぼくは納車時にコレだけつかってフェンダーレス化しました。

DRC ディーアールシー/MOTOLED エッジアルミホルダーキット用ナンバーステー
DRC ディーアールシー/MOTOLED エッジアルミホルダーキット用ナンバーステー WR250R

純正を外してしまうとナンバー灯がなくなるので、コレをナンバーの上に貼り付けで対応しました。

③周辺機器

自走するときに必ずリュックにしのばしていて、さらにトランポ+レーサー運用になったいま現在でも毎回使用している逸品がこの道具2品+1

パナレーサー空気入れ

エトストライアル用低圧エアゲージ

1kPa以下の低圧でも高精度に測れるマジオススメ品。
オフロード走行する場合0.4〜0.7Kpa位の間でしか空気圧を設定しません。

初心者の方はまずはフロント0.65、リア0.6あたりから始めるのがいいと思います。(0.8kPa以下にするならビードストッパーは2つ付けましょうです!!)

エポキシパテ

自走派必須アイテムです。こいつに何度助けられたことでしょう…。

 

多少の穴やヒビ、オイル漏れから生還することが可能です。

 

再び、ちなみに…(笑)

WR250Rをオフロードでつかっていると必ずシフトペダルがクランクケースに刺さって割れます。わたしは4〜5回やらかしてます。
 
 
 
 
破片がクランクケースの中に落ち込んでしまうとここまでばらして取り除かなければなりません…。。。
 
そこで、ゴムシートなどをを貼り付けて破損を予防することをオススメします。私は百均でうっているような缶などを切り出して、2枚重ねにし強力両面テープで貼り付けました。
 
 
 
 
 

再び再び、ちなみに…(笑)

すみません、最後です(笑)

実は反対側のクラッチ側のケースもよく割れます。
レーサーはここの材質がマグネシウム合金になっているのですが、WR250Rは静音性のためか、コストの関係か、軽量化の関係か材質がアルミです。

そのうえに黒いプラスチックカバーと衝撃吸収用か泥が入らないようにするためのフニャフニャスポンジが入っています。

しかしカバーの上から強く障害物えぶつけてしまうと、あら不思議と割れてしまうんですね(え〜!)

ここに入っているスポンジが、やる気ないくらいほんとにフニャフニャすぎるので、私は100均にうっているファンデーションパッドを詰めて衝撃に耐えられるようにしました。

 
しかもこのファンデーションパッドは、ビードワックスを塗るパッドに最適なんです!
小さいケースを購入してそのなかにビードワックスを詰めておけば、携行用としても使えます。私はツーリングのときにコレを持ち歩いていました。
 
 

④ソフト オイルについて

主に油脂類といってもほとんどオイルのことだ。

私は最初から最後までシェブロンのSUPREMEという当時1リットル300円(!)ほどの鉱物油を3回走行ごとに交換していた。(レースの時はヤマハのちょっといいやつを使用)

とりあえず、お金をかけずにガンガン走り込めさえすればよかった。もちろんそれで全く問題なく快適につかえていたのだが、今は値上がりして500円/1㍑前後になっているようだし、皆にオススメできる使いかたではなさそうだ(笑)

私自身も使ったことがあり周りで評価が高いのがモトレックスのクロスパワーだ。値段も比較的安くレースにも安心して使える良いオイルなのだが、WR250Rにはオーバースペックすぎると感じる。

今私が選ぶならヤマルーブ スポーツをペール缶(20㍑)で購入して3〜4回ほどで交換しガンガン練習、そのままレース参戦するだろう。

オイルの話になるととんでもない意見、それっぽい意見を言って不安をあおる人間が出て来るが無視しよう。オイルは水素水(笑)と同じ水物で明確なスペック、どんなものが入っているかも分かりにくいものだし、誰も確かめられないから適当な意見を言いたい放題なのだ。

WR250Rは日本が誇るエンジンメーカーヤマハが作り上げた素晴らしいバイクである。不用意に高価なオイルを選ぶ必要はない。

僕達に必要なのは「安価でガンガン練習できること」
大切なことから目を離さいないようにしよう。

 

最後に WR250Rは素晴らしいバイクだ

是非WR250Rをぶち壊したといえるほどガンガン練習をしてほしい。

このバイクは僕達のアツい思いと、行動力をうけとめるだけの器があるバイクだ。

そのために上記情報が参考になると嬉しい。

日本のどこかのダートでお会い出来ることを楽しみにしています。

では。

//元WR250R乗りより

 

これから走り込みたい方へこちらも参考になれば嬉しい。
★オフロード向けの全装備ノウハウをまとめた↓

 

【国際選手が】オフロード初心者へBESTな装備チョイスを伝えたい。
※2021年9月 記事一部 追記修正しました。こんにちは。元エンデューロ国際B級選手の筆者です。※当時運良くギリギリで昇格できました。日本で多分一番遅いです。 この記事は「オフロードバイクに興

Comments

  1. hide より:

    shuさん
    初めまして

    私はhideと申します。WR250Rに乗っている、OFF初心者です。

    shuさんのブログは、ブログ名の通り経験に基づいたことが書かれているので、初心者には大いに参考になります。体系的にわかりやすく、かつ購入先まで明示してくださっているのは素晴らしいと思いました。私も、こちらからハンドルやハンドガードなどを購入いたしました。

    もし、お時間あるようでしたら、エンデューロに参加するにはどのようなトレーニングが有効だと感じたか、記事にして頂けると幸甚です。

    今後もブログの更新、楽しみにしています。

    hide

    • shu より:

      hideさん はじめまして。
      ご覧頂き、ありがとうございます!
      また、少しでもお役に立てたようであれば嬉しい限りです。

      >>エンデューロに参加するにはどのようなトレーニングが有効だと感じたか
      こちらについては、自分自身が試行錯誤した経験もあり、2年分の練習を2冊分のノートへ書き記しております。
      そして自分なりに、初心者の方に有効と思われる考え方、トレーニング、練習メソッドをある程度体系化しております。(が、webにまとめる時間がなく…w)

      一番最初は、気の赴くまま、走ってオフロードそのものになれる、感覚をつかむということがまず第一だと考えます。
      その次のステップは、リアタイアのコントロール、具体的にはブレーキをかけて直線に滑らす→滑らせながら曲がる練習から入るのがよいと思います。
      この段階では、マシンのセッティングも必要になって来て、加速、減速の仕方、と続きます。

      オフロードバイクとオンロードバイクの違いは、①バイクの前後方向の動きの存在(ピッチング)②タイヤのグリップのダイナミックさにあると考えています。共通する部分としては、レバー、ペダルの操作方法や加減速ですが、こちらもフォームが関わりますし、マシンの構造や動きそのものへの理解も必要になります。

      オフロードバイクは道具を使うスポーツの中で最も複雑で、パワフルな道具を使いますが、フィールドはどこまでも広く、ルールは究極にシンプルゆえ本当に奥が深く、ぶち抜けて面白いアクティビティだと思います。

      文章だとなかなか伝えにくいところ情報ですので、将来的には、動画も交えてお伝えできればと考えております。
      引き続き、お付き合い頂ければ幸いです…!

  2. hide より:

    shuさん
    返信ありがとうございます。

    2年分の練習を体系的にまとめる・・・ぜひ拝見したいです!!

    ブレーキをかけて直線に滑らす。やってみます。いまは、低速で8の字を繰り返し行っているのですが、10分もすると飽きてきてしまいます(汗)

    お時間のある時に少しずつでも更新していただけると嬉しいです。

    よろしくお願いします。

  3. hide より:

    shuさん
    こんにちは

    バイクに乗るにはいい季節になってきました。林道走るにはもう暑いくらいですが・・・今年は、初心者向けのレースにも出たいなと、いろいろ調べています。

    こちらの特集を参考に、stelthのスーパージョイント(サイド)を購入しました。あわせてハンドガードもstelthにしたらよかったのですが、yz125の特集でアチェルビス 汎用 AC-16508 TRI FITハンドガード を激賞されていたので、思わずそちらを購入したところ、スーパージョイントと結合することができません(涙)

    ネットで調べてみたのですが、なかなか参考になるものがなく、一度shuさんがなにか有益な情報をお持ちでないか、尋ねてみようと考えました。

    もしよろしければお知恵をお貸しいただけませんでしょうか?

    よろしくお願いします。

    • from_exp より:

      hideさんこんにちは。コメントをありがとうございます!
      さてアチェルビスのTRI FITはクランプ部分がある程度可動することで①ハンドルがガチガチにならない②転倒時や衝突時の衝撃を吸収する設計・コンセプトになっていたはずです。
      ですので、ステルスやZETAのようなジョイントの使用は想定されていないデザインになるかと思います。。。。いずれにせよジョイント、ハンドガードともブランドを揃えても現物合わせで加工が必要になることが多々あります。
      車種がわかりませんが、まずは、一度TRIFITをそのままお使いされて感触をつかまれてはいかがでしょうか?ハンドガードはオフローダーにとって付き合っていく命題になりますので、いろいろ使ってみて損はないかと思います。
      (※私は車重そのものが軽い125ccのレーサーにはTRI FITがベストマッチと思っております)
      あまり有益なお返事が出来ずに申し訳ないです、、、。

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