こんにちは。
今回はチェーンガード、ディスクガードは樹脂製にするべき理由について
2017年モデルYZ125Xの購入特典として入手した製品(ピボットレバー、チェーンガード、ディスクガード)の取り付けレビューを踏まえてまとめます。
このセットは2017年にYZ125Xを新車購入しbLU cRUというヤマハYZシリーズのアマチュアオーナーへのレース参戦サポートプログラムに登録者が購入できるものです。
GYTRアクセサリーセット購入サポート(YZ125X購入者限定)
2017年モデルYZ125X を購入いただいた既存メンバー、もしくは購入後に登録を行った新規メンバーの限定特典として、ヤマハのグループ企業Yamaha Motor Corporation, U.S.A.(YMUS)の純正アクセサリーブランドである「GYTR」のアクセサリーセットを、特別価格にてご購入いただけます。
※ 価格などの詳細は、改めてご案内します。Aセット/ピボットレバー、チェーンガード、ディスクガード
Bセット/スタンド、ワークマット
私はAセットを21,600円で購入しました。
この製品はUS YAMAHAで価格を調べると
ブレーキとクラッチレバー それぞれ$75.99
チェーンガード$88.99
ディスクガード$112.99
計$353.96 40700円相当($1=115円計算)
非常にお徳なセットです。もし買っていない人は急いで買いましょう
来年も有るかわかりません。
では早速本題へ。
1.純正ディスクガード比較と樹脂製をオススメする理由
既存のディスクガード(部品番号17D-25718-50 PROTECTOR, DISK BRAKE)との比較です。
このディスクガードは純正部品で注文すると1,000円前後ですのでWR250Rなどにもつけている人が多いですね。
前からみると基本的な形状のデザインは、ほとんど同じとわかります。
GYTRのガードの素材は超高分子量ポリエチレン(Ultra High Molecular Weight Polyethylene)で、ポリカーボネイト以上の耐衝撃性があり、軽く、潤滑性の高い素材のようです。
続いて横からみると…ガードの厚みが決定的に違います。
3倍程度はGYTRのほうが分厚いでしょうか
最も違いが現れているのがこの画像。
前からの衝撃にしっかりと耐えられるように、かなりしっかりとした構造になっています。
純正は単なるプラスチックの板のですが、GYTRはもはや棒です。
続いて重さの比較です。
純正は約60gと軽量
GYTRは125〜130gです。
取り付け画像、この状態でぐりぐり動かしてみても非常にガッチリとガードされていることが分かります。車の乗降時につかむアシストグリップのように安心のある感覚です。純正の頼りなくグニグニ動く感触はありません。
この記事でも述べたがリアディスクのガード方法にはメリット・デメリットがあります
”https://from-exp.com/fix-brake-disk″
①純正プラスチックガード
+ 安い もっとも軽い(60g)
− ガード力弱い(激しく岩などにぶつけると簡単にローターもまがります。)
一言 これはもともとモトクロッサーについているように、ショックガードというよりもフロントタイヤが巻き上げた砂やドロがローターとパッドの間に入らないようにするための泥除けとしての部品だと認識したほうがよい。
②Z○TAなどの純正リプレースの金属ガード
+ リプレイス品では比較的安価、比較的軽い(155g)
− スイングアーム、キャリパー側のマウントが負けて折れる(信頼できるガード力なし)
一言 オススメしません。
③台座一体型ガード
+ 圧倒的なガード力、安心感
− 走って体感できるほど重い(測ってませんが1kg前後あると思われます)
一言 ハード系、安心感重視の方にはオススメです。外車はだいたいこれです。
④GYTR樹脂製ガード
+ 十分なガード力(手にすると非常に安心できる強度があります。)
125〜130gと軽くマシンの挙動にほとんど影響を与えない。
− 普通に買うと価格が高めで日本にあまり流通していない
一言 どんなジャンルの方にも非常にオススメです。素材そのものに衝撃吸収性がありますし、USヤマハ純正部品として、衝撃に対してしっかりと設計されていることからマウントが折れるようなことはないと思います。
僕はずっとリアディスクの曲がりとディスクのガード方法について悩まされ続けてきましたが、今回結論を至ることができました。
「リアディスクガードはGYTRの樹脂製がオススメ!」
2.チェーンガードの取り付けと樹脂製に変える理由
いきなり金属製を樹脂製に変えるべき理由ですが、
走行時に激しく岩などの障害物にぶつけてしまったとき、またはだんだんとダメージと変形が蓄積して
1 ガードが曲がってチェーンを押し付け走行不能になる(曲線のところ)
これは結構頻発し、よく聞くトラブルです。私もなったことあり。
また押し付けたまま無視して走っていると、
チェーンのプレートが削られて切れます。
2 ガード取り付け部の溶接からもげたり、曲がる(✗のところ)
金属製だとがっつりひっかかって最悪もげてしまうようです。
もげなくても全てが3次元的に変形し、
取り外しすらできず林道上やコース上で立ち往生してしまうようです。
年に1、2件発生するとYZを購入したショップの方が言っていました。
ですのでオフロード経験の長い人は新車納車時にすぐに交換してしまいます。
(たまにヤフオクに新品チェーンガードが出品されていますよね。)
では続いて取り付け
ネジ3本で簡単に外れます。
比較
純正の重さは210gほど
GYTRは180gほどで少し軽くなります。
取り付け完了!
皆さんもディスクガード、チェーンガードの樹脂への交換を検討されては?
(YZ125X 2017年モデル購入者はMustBuyですよ!!)
ちなみに私はハンドガード使っているので取り付けていませんがレバー類の重さは以下でした。
クラッチレバー125g
ブレーキレバー100g
さらに、2017年モデル購入者は以下のYAMALUBEのオイル・ケミカルセット(12,000円相当)も特典でもらえます。
ヤマハさんすげぇ〜!!
では。
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