オールドレンズについての本を三冊、知る・知識を学ぶために読んでみたのでまとめる。

今日は、

最近がっつりハマってしまっているのが”オールドレンズ

オールドレンズは動画でとっても写真でとっても時がとまったような、まるでタイムスリップしてしまったような世界をみせてくれる僕にとって最高のおもちゃだ。

 

僕は興味があるものについてはガンガン本を購入して知識を深めたいと思っている。お金よりも知識と興味を大切にしたい。
「興味があること」に興味をもつという事の素晴らしさとその欲望を深めたいという欲求に素直に居たいとおもっているからだ。

 

まぁそんな自分語りはおいといて(笑)オールドレンズに関する知識を得たいと思って買った本を3冊、約¥7,000分読んでみたのでまとめてみたいと思います。

この記事はオールドレンズに関する知識を身に着けたい人にとってどの本を見ればいいのか参考になると思う。

 

オールドレンズ・ベストセレクション 単行本 – 2018/2/19 澤村 徹 (著)

 

これはスゴイ本だ。

レンズの映りに対する的確な解説と何よりも映りという曖昧なもの表現力が異常。

 

例えるなら、僕はコーヒーを飲んだときに「苦い」という言葉しか思い浮かばない。

しかし表現力が豊かな人はその「苦い」という言葉の先を苦味、酸味、甘味、コク、青臭さなどで表現する言葉をもっている。

〜果物のような甘い香りとレモンのような少し強い酸味が特徴的な希少アラビカ種豆を真空高速焙煎でできた至極の一杯〜とか

 

 

これ、個人的にはすげぇことだと思う。5感で感じたことを文章と言葉にするって相当な鍛錬を積まないとできない。

作者澤村さんはオールドレンズ界の第一人者のようで、毎年「OLD LENS LIFE」という書籍を発行して現在はVol6

この本はその中で紹介したレンズをまとめた集大成にあたるという。

この本は172本のレンズレビューとその作例が乗っている。ページをめくるのが楽しい。オールドレンズのカタログといった感じだ。

 

僕はもっと自分自身の感覚・感性、そして表現力を磨く必要がある。

正直言って結構マニアックな本なので、とりあえずオールドレンズに関心を持った。みたいな人にはススメないが。

自分の表現力、そして写真やレンズの描写を見る力を高めたい人には、そのキッカケとなり得る傑作本だと思う。

 

 

山本まりこのオールドレンズ撮り方ブック (玄光社MOOK) ムック – 山本まりこ (著)

 

 

 

女性らしい視点、というか山本まりこさんの視点が伝わってくる。

旅のエピソードの話も多いし、写真家である山本まりこさんの作風が前面に押し出されているので、関心がない人にはキツイ本かもしれない。

またまたこの人も表現力が圧倒的、写真家はあたりますぎるが表現力が豊かなのだと感じた。

本の後半がオールドレンズとは?というかなり初歩的なところからアダプター、最短撮影距離を短くする方法、コーティングによってなぜフレアやゴーストが生まれるかや収差といった知識についても解説してくれているのでかなり勉強になった。

 

私はあえて男性にこそ、この本をオススメしたいとおもった。女性の繊細な感性や視点から学べることは多いだろう。

 

説明しているレンズは、

Helios44-2、Super Takumar 50mmF1.4、Induster 61 50mmF2.8など

比較的入手がしやすく、初心者が手を出す確率の高いものが多い。

 

また、α7をメインで撮影して撮影方法とオールドレンズを付けた場合にしなければいけない設定も解説しているのでα7ユーザーには特にオススメだ。

僕はマニュアルで撮影したことがないのだが、この本ではかなり実践的なマニュアルでの撮影方法が書かれててそれ以降マニュアルでも撮影できるようになった。

 

実は私はこの山本まりこさんのセミナーに行ったことがある。

【聴講記録】山本まりこ氏「α7Riiiで撮るインド」描くように撮るエアリーフォトの世界

 

オールドレンズの新しい教科書 (Books for Art and Photography) 単行本(ソフトカバー) – 2015/4/30鈴木 文彦

 

 

 

オールドレンズ57本分と基本的な最低限の撮影や機材の知識が解説されている

気楽にお手軽に楽しもう!というコンセプトのもと、格安で見つけられる入門者向けから、リーズナブルな明るい大口径、ロシア&ドイツ製、ヤシカ/コンタックスマウントのツァイスレズ、知識や注意点など。

 

最初のほうのページで結構作者の面白い視点がかかれている

 

なぜオールドレンズがここまで人の心を掴むのだろう。それは、高性能化がすすんだ現代レンズの画一的な描写には満足できないからだと思う。

オールドレンズには現代レンズで撮ったものとは違う「意思」のようなものが出てくる気がする。進化の過程にあったレンズには、固有のクセがそれぞれに存在する。

オールドレンズを付け、マニュアルフォーカスで撮影していくという行為は、オートフォーカスとは異なる「時間の流れ」を撮影のなかに生じさせる

 

 

ちょうどオールドレンズベスト・セレクションと山本まりこさんの本を足して2で割った感じだ。

インターネットなどでブログを読み漁るよりよっぽど訳にたつだろう。

上記2冊にくらべてクセがなく知識に関する点にも十分に解説がされているので、本当にオールドレンズが初めてで知識や全体像、サクッと仕入れたいという方には一番おすすめできる。

 

まとめ

僕が本を読むことで感じたことは、本を3冊読むよりも、一本のオールドレンズを使ってみることの方が学びが深いのでは。という至極あたりまえのことであります。

ごめんなさい。本の宣伝になってなくてw いったい今まで散々なに書いて来たんだ!という感じですよね。

 

でも、もしオールドレンズに関心がある方は、是非これから本を購入することなく、一本のレンズを買ってみてください。一本の自分より長い時を経たレンズに出会ってみてください。

いろいろ失敗して進みましょうよ。やっぱり五感を使った体験が全てですよ!

 

僕は上記の本にも記載されていますが、

>>Jupiter8

>>Helios44-2

この2本のうちどちらかを最初にオススメします。

で、言葉にしろ、写真にしろ表現力を身に着けたいと思った時は上記の本を手に取ればよいのではないでしょうか。

 

 

 

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