普段はソニーEマウントをメインで使用している私だが、今更ながらCanonのEFマウントに手を出した。
仕事道具のミラーレス、休日の一眼レフ
ミラーレスのα7iiiをメインで使っているとEVFや強力なAFの恩恵を受けて簡単に良い(≒悪くない)写真が撮れてしまう。写真撮影を生業として、誰かの為に写真を撮っている私にとって、もはやミラーレスソニーα7は絶対に無くてはならない仕事道具なのだ。
しかし、僕はもっと自分の為に写真を撮りたいと思っている。もう少し噛み砕いて言うとカメラや写真を通してごく私的な愉しみを慈しんで行きたいのだ。そう、カメラがあることでちょっとした散歩が素敵な冒険になってしまうような、そんな体験を欲している。そんな時に、フィルムというアナログな記録媒体や、一眼レフというスタイルのカメラは撮影そのものに手触りと愉しみがあってこころやさしい。僕にとって一眼レフは気の抜けた休日を共にするパートナーのような感覚がある。
キャノンのEFマウントはデジタル、フィルム一眼レフ生活の橋渡しとして優れている
”ソニーのミラーレスを使っているけれど一眼レフやフィルムにも興味がある”そんな僕のような人には、キャノンのEFマウントがおすすめだ。
EFマウントはElectro-Focusを意味をもち、1987年の発売以降30年以上もの歴史のあるマウントとなる。
1987年といえばもちろんフィルムの時代であり、AF等デジタル化の発展期から現在のデジタル一眼カメラの成熟期までをフルにカバーするマウントである。つまりキャノンEFマウントのレンズさえあればデジタルボディでもフィルムボディでもコンパチブル(互換的)に使いまわすことができる。デジタル↔フィルムを考えたとき、AF対応の一眼レフで汎用性と互換性が非常に高いのがEFマウントだ。
実際に私は、>>EF50mm F1.8 STM のレンズを中心として、デジタルのボディは>>5Dmark2、 フィルムのボディは>>EOS7を使用してAF一眼レフライフを楽しんでいる。
ソニーのEマウントのレンズが一眼レフやフィルムカメラで使えたら楽しそうだと思うだろう、そんな欲張り(?)なことがEFマウントでは当たり前にできるのだ。デジタルのCanon 5Dや6Dを使っている人はフィルムライフを初めたかったらフィルムボディだけ買えばよいのか、ととても羨ましく感じた。
まとめると、ミラーレスから一歩距離をとり、あえてこれから一眼レフの楽しさを味わいたい人には、
デジタルとフィルムの互換性に優れたCanonEFマウントが非常におすすめしたい。
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