オフロードゴーグルのオススメ、選び方&知識についてまとめる

装備

こんにちは。

今日はオフロード、モトクロスゴーグルの選び方&オススメについて全力でまとめて行きたいと思う。

特に「オフロードバイクが初めて」というような初心者の方に、「最低限の知識」と「オススメ品」が分かって貰えることを目的とした。

 

◆本記事の対象

・オフロードバイク初心者

・特に初めてオフロードバイクに興味をもち初めてゴーグルを購入したいと思っている方

◆筆者経歴
・オフロード歴 7年/エンデューロ国際B級ライダー
2013年ごろ KMX125,KDX125SRなどで関西の林道やレースなど
2014年秋ごろから本格的に練習・レース活動を初め2016年に国際B級ライセンス取得

 

オフロード ゴーグルとは

オフロードゴーグルはその名の通りダート走行時に、

飛び石、泥、砂、木の枝などのあらゆるモノから目、そして顔面を保護するためのものである。

・オフロードバイクは想像以上に激しいスポーツのためシールドでは曇ってしまうのでゴーグルが使用される。

・オフロードバイクのヘルメットやウエアと共にファッションとしてアクセサリー感覚で「楽しむ」要素も大きい。

 

 

人間の急所であり非常に大切な眼を保護するためのものであるので、走行中はできるかぎりゴーグルを外さないようにこころがける事をオススメする。

ゴーグルを装着しているかぎり重大な事故は防ぐことができるだろう。

しかしながら、雨天時やスタックしてしまった際にはゴーグルの「曇り」に悩まされることになる。

 

今回は私がこれまで使ってきた経験や友人の使用動向を踏まえて、

①オススメのゴーグルを紹介し、最後に②曇りを防ぐためのアイデアやTipsについても紹介したい

 

初心者が知っておくべきオススメブランド2社 +その他

 

オフロードゴーグルは、スノーボードやスキーなどウィンタースポーツのブランドが手がけていることもあり、

比較的多くのブランドが存在している。思いつくだけでも列挙していけば〜10近くまであげられると思う。

 

その中で最もコストパフォーマンスが良く、自信をもって初心者の方にオススメしたいブランドが、100%Progripだ。

ユーザーからの圧倒的な支持はもちろん、この2ブランドは供給・流通が安定していて、ゴーグル本体、レンズなどのオプションも入手がし易い。

 

Progrip ゴーグル

イタリアのブランドだ。

その名の通り、グリップも作っていたりする

>>HP

https://www.progrip.com

 

オフロードを初めた当時、知り合ったエジプト人レーサーが使っていたのがとてもかっこよく見え、好んで使っていた。

結構大勢のオフローダーが使っているのを見かける。

ラインナップでいうと、ベースライン<<レースラインなのだろうが、アマゾンで探すとなぜかレースラインの方が安く¥3,000ほどで出品されていた。

(私が使ってたことがあるのはベースラインのみ)

 

 

 

 

100% ゴーグル

 

USに拠をおくブランドだ。アパレルも手がける。

HP>>

Motocross Goggles, MTB & BMX Helmets & Sports Sunglasses
100% is one of the premier providers of premium quality motocross, mountain bike, and offroad goggles, mountain bike and BMX helmets, and sports sunglasses.

 

インスタみて貰えれば分かるだろうが、ここは非常にブランディングとマーケティングが上手いブランドだと思う。

(Progripと比較するとちょっとかわいそう、、、、笑)

 

 

 

そんなことは置いといても、なんと言ってもプロダクトそのものが抜群にかっこよい。

 

オフロードバイクは基本的に顔が出ないので、ウエア、ヘルメット、ゴーグルあたりが自分のエクステリアになる。

100%はかなり主張が強く、ブランドロゴも印象的だ。

 

おれモトクロスしちゃってるぜ、フゥ~!!!(≒顔は大してかっこよくないけど…、こ、この服装とロゴだけを見てくれ!カッコイイだろー!!)みたいな、

「オフロードバイクしてるオレはイケてるんだぜい?」という雰囲気を”SNS上”で簡単にGETできる。要するに見栄えがイイ。

 

このゴーグルで顔を隠せば、誰もが平等に、「休日はモトクロスでエンジョイしているアメリカ〜ンなカッコイイ趣味男子!」に変身できるのだ!女の子にもモテるだろう()

 

僕の認識では、バンドまで蛍光色のハデハデなゴーグルが流行ったのはこのブランドの寄与が大きいと思う、

 

ラインナップに関して

RACECRAFT(1万円) >>  ACCURI(5千円) >> STRATA(3.5千円)となっていてレンズなどは共用できるようだ。

最安で¥3500程度で購入が出来るSTRATAがオススメだ。

 

私はこのモデル以外つかったことがないが、非常に満足しているし、むしろ上位のモデルを購入するくらいならSTRATAを2つ、3っつ買った方がよいと思う。

 

 

100%とProGripどっちがオススメか。

 

どちらのブランドに関しても、2年間以上にわたり各3個以上をハードに使ってみて、

耐久性に関しては100%の方がスポンジ、ゴムバンド共に長持ちする。という実感がある。とくにゴムバンドはずっとしっとりしてペロペロしださない。

よって私は100%をオススメしたい。

 

なによりもカッコイイ。カッコイイことにこそ価値があると思う。僕は100%が超大好きだ。

というか「文字と下地の補色関係+認識しやすい100%という数字」の組み合わせでSNS上でマジで目立つ(笑)

 

上記は一部私見が含まれているが、この2社がコスパともに優れているのは間違いなく事実だ。

これより安いブランドのゴーグルもEbayで仕入れて使ったことがあるが正直に言ってゴミだった。

まずスポンジがそのまま顔に接触するので不快感があったしすぐにボロボロになる。

 

この2社から好きな方を選べば間違いはない。

 

 


 

 

いて、一気に値段が上がる or 特段オススメしないが、それ意外のブランドについても見てみよう。

詳細な解説をくわえる訳ではないので、こういったブランドがあるという程度でみて頂ければと思う。

 

 

SMITH

スノーボードやスキーで有名のようだ、

もともとオフロードバイク用もあったはずだが、調べてもでてこなかった。

撤退したのかな?

 

SWANS

実際に一番最初に入手して使っていたが、結構微妙かな。スポンジの弾力が弱め。

ゴムバンドスポンジとも早いペースでぼろぼろになった。

 

SCOTT

 

ゴーグルだけに留まらず、安めのオフロード用品を作っているブランド。

 

DRAGON

高級ゴーグル。フレームレスという謳い文句で視野が広いようだ。

SNSなどでUSのMXのトップライダーが大勢使っているというアピールを見たことがある。

が、日本で一般的なオフロードライダーが使っているシーンはあまり使っている人をみたことがない。

HP

>> http://www.dragonalliance.jp

 

 

 

ARIETE

くもらないレンズとして有名。なぜ曇らないかというと、ふわっとした防曇規格ではなく、しっかりと軍事規格に基づいた設計をしているらしい。

押さえておいておきたいブランドだ。

 

 

一度大雨のプラザ阪下のレースに友人と出たことがあるが、自分の使っている100%のレンズが曇りまくってしまうような最悪なコンディションのなか

このArieteゴーグルを使用した友人は全く曇ることが無かったそうだ。

 

もともと日本で入手しようとすると、ゴーグルだけは1万円近くした。買う価値がありそうとおもっていつつ未だに試せていなかったのだが、

今、アマゾンで↑みてみるとなんと4000円台で購入できるようだ!なので試してみようかな?と思案中。

 

Tips編

 

ゴーグルの利用にあたって絶対知っておきたいお徳情報

 

★練習では必ずティアオフ(ゴーグルの上にかぶせるフィルム)を使用すること!

ティアオフは事前にかぶせておき、レース中などレンズが汚れたら「ペロッ」とめくって汚れを取り去る仕組みだ。

普段からの練習中でも「レンズのキズ防止」のために活用することができる。よごれたりキズが付けばティアオフだけ変えればOK。

もし指をかける部分がピラピラ邪魔ならハサミで切れば問題ない。

20枚入で2000円前後で入手できるはずだ。

 

 

 

★フレーム1個につき予備レンズを一個追加購入する

どうしてもレンズが汚れたり見にくくなって行く。レンズだけ変えればフレームはそのまま使える!

フレーム:レンズ=1:2の割合で使っていくとお徳に使うことができる

 

 

 

 

★メーカーを揃える

上記と関係するが、レンズ、ティアオフなどを使い回しすることができる。

いろいろなブランドを持ってしまうとパーツの共有が出来ずにまたゼロから揃えなければいけない。

なんといってもオススメしたいのは100%。コレが合わなかったら違うブランを試してみよう。

 

★ダブルレンズを購入する

レースでは基本的にダブルレンズの使用をオススメする。(下に解説)

 

★レース、とくにJECに代表されるオンタイム方式に出る場合はゴーグルは複数(2個以上)用意しよう。

汚れたり、曇ってしまったらパドックで交換できる。こういったトータルでのマネジメントが結構タイムなど関わってくる。

オススメは練習用とレース本番用を使い分けること。

 

 

レンズの選び方

 

ミラー、カラー付きレンズというものが存在している。

色もいろいろ有ってそれぞれに効用があるようだ。

>>ロールオフというゴーグルの汚れから解放するシステムもあるが、初心者の方はまだ必要にならないと思うので、ここでは解説しない。

 

考察に関しては以下が参考になる

>>オフロードギア情報の宝庫 MCギア

ゴーグルレンズ
ゴーグルの話をしていると必ず出てくる話題がレンズの色についてです。シチュエーションによってレンズの色を使い分けるというのは漠然と分かっていますが、現状で不具合を感じづらいのでクリアレンズのままなんて人が多いようです。歳食うと視力の問題もあって神経質になるんですよね。それでちょっと各レンズについて整理してみました。・クリ

>>スキー・スノボ研究所

ゴーグルの選び方とおすすめブランド|スキー・スノボ研究所
スキー、スノーボードのゴーグルの選び方を主に初心者、初級者、中級者向けに解説します。雪山の光は眩しいので、スノースポーツにゴーグルは必要不可欠です。ゴーグルの基礎知識や購入時の注意点、おすすめブランドをわかりやすくまとめました。

 

私の意見だが、

ツーリングなどの用途であれば、

→オシャレも含めて好きな色を買おう。

オフロードがうまくなりたいという意識をもっている場合

→まずダブルレンズと、クリアのスペアレンズを揃えよう。あえて色付きのレンズを買う必要はない。

 

オフロードに限らず全てのスポーツ、生活、いや人生に言えることだと思うが、初心者が上達するためにもっとも大切なのは、

まずは自分の基準(デフォルト)をつくることだ。その場合、ミラーと色付きレンズは邪魔になる。

 

レンズの曇りを防止するための手法

 

★基本のキはダブルレンズ

まず、レンズの曇り防止の「基本のキ」となるのが、ダブルレンズだ。これはほぼ必須。

2枚のレンズで空気層を作ることで曇りを防止する確かな効果がある、ダブルレンズは必ず用意することをオススメする。

 

★曇りドメ剤をつかう

下のヤマハのはじめ、いくつかつかってみたのだが、決定的な効果がない。

面白そうなネタをいくつか仕入れているので、今後もいろいろと試してみたい。

 

 

★物理的にゴーグルをとりはずしたり浮かせたりする仕組み

おそらく最も効果があるのが、物理的に浮かすことで曇りから解放することだ。

とくに、エアフラップスが画期的でオススメしたい。

 

 

 

 

 

 

以上、今回はオフロードのゴーグルについてまとめてみた。

少しでも参考になる情報があればマジで嬉しい限りだ。では★

 

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