ハード、沢系の練習、レースする際にはネオプレン製フォークガードをつけよう。
これは僕からの提案だ。
というのも、一週間ほど前に、ハード系の練習時に岩の上で転倒しフロントフォークにキズを付けてしまった人をツイッターで見かけた(友人のインテリヤクザKさん)
実は2年ほど前に私も同様の損傷を白井でやってしまったことがある。
これをやってしまうとマジ卍でホントにめんどくさい!!卍!!!
というか精神的にも金銭的にもフォークの物理的にもかなり凹んでしまう。
フォークのボトム付近のキズならば諦めがつくかもしれないが、なんちゃらの法則かわすれたが
なぜかよく動く摺動部にキズをつけてしまうのだ!!(涙)
基本的にこうなるとインナーチューブごとの交換になるので部品代だけで少なくとも数万円コース
もし合わせてOHや、ショップに作業依頼するならば合わせて5万〜10万はかかるだろう。
※私はそんなお金がなかったので、なんとか上手く修正しました(下にやり方を載せておきます)
たった一回の転倒で、こうなってしまうのは本当にキツイ。
しかもキズモノになってしまった愛車を見る度にアァ、、、。と思い出すのも悲しい。
当時のバイクはWR250Fだったが、新車のYZ125Xに乗り換えて
こんな思いは二度としたくない、出来るだけ確率を減らしたいという思いで、「用意しているあるモノ」がある。
それがこちら
フォークに巻きつけて使用する>>ダートスキン
>>DIRTSKIN ダートスキン/倒立フォークシールスキン 汎用という商品だ。
これはネオプレン素材(ダイビングスーツの素材)でできていてシール部分に泥などが入ったり、飛び石でフォークがキズつくのを防ぐためのアイテムだ。
ハード系の練習をする時にはコレをつけてはいかがだろうか?マジックテープ式なので簡単に脱着出来る。
気休め程度と言われるかもしれないが、
フォークを、もろに岩などが直撃した際にキズがつく被害や確率を最小限に抑える事が出来るだろう。
ある程度回転して受け流してくれるかもしれない。付けている以上確実に防御効果は有る。
アチェルビスにも同等の製品が存在するが、たしか少し短かったはずだ。
私はダートスキンを車に積んでいて、沢やハード系の練習をする場合はいつでも取り付けられるようにしている。
※もともとヤマハのYZなどMXerベースのプラスチックガードは前面しかガードしていない。
KTMなどの外車のように全面をガードしたいなら、>>カイダックなどの成型可能な樹脂をブレーキクリーナーの缶などにまきつけてフォークガードを自作しよう。
何年か前のロッシさんのブログにアイデアとやり方がまとまっていたはずだ。
おまけ 「サスペンションにキズがついてしまったときの対処法」
まずギズがついた時点でフォークを摺動させるのをやめること。すぐにフォークオイルがもれてしまう。
あまり推奨しないがどうしても走る必要が有る場合、近くの小石などでキズがついた部分のバリを丁寧にこすって取ればなんとか漏れずに走行できる可能性がある。
(JECなどのレースに参戦する方は覚えておいて損はないだろう。)
キズ修正方法(自己責任で)
サンドペーパーなどで、キズの回りをこすってバリをとり整える。基本的には円周方向に動かすこと
セメダインに「メタルロック」という2液混合タイプの魔剤超強力金属用接着剤があるのでこちらを整えたキズに盛る
乾いたら、フォークの表面と同じ高さになるようにまたサンドペーパーで成型する。手でさわっても違和感がないくらいまで。
これである程度は持つ。みた目は悪いが問題もない。
(が、長〜くのっているとスライドメタルで擦れてはがれてしまう。)
もう一つ豆知識。
実は中古車などにみられるピカピカしているフォークは動きが悪い。新車のフォークは薄白くにぶく光っているはずだ。
実はこれ円周方向に非常にうっすい溝があってそこにオイルがとどまることでストロークしやすくなっている。
なので、動きが悪くなってきたら番手のかなり小さいサンドペーパーで円周方向にかる~くブラッシングして薄白く仕上げてやると動きが回復するようだ。
ショップでサスをOHした時なども仕上げの段階でこの処理をするらしい。
これらはフォークにキズを付けたときにいろいろなサスショップに電話をしたらとある親切な方が教えてくださった内容だ。
以上