沈胴式のズミクロン初代を入手しました。レンズの状態が良くない個体なのかそもそも設計の問題なのか、逆光にとても弱いです。気をつけていてもレンズ内に光が侵入すると大暴れのフレアやゴーストが出ます。ノンコートのエルマー5cm F3.5(L)よりも断然逆光に弱く、過去に所有したレンズのなかでは最弱の予感です。
ズミクロン1stの実用にはレンズフードの使用が必須だと感じました。私は正統派のIROOAではなく12585を購入しました。
なかなか沈胴ズミクロン+12585をマッチングさせている方がいなかったので、記事にまとめます。
この組み合わせコストも安くルックスもかっこよいと思います。そして何より実用的です。
ライカレンズフード(12585)と沈胴ズミクロン(1st)のマッチング
M3に初代ズミクロンと12585を着けてみました。これはなかなかアリではないでしょうか。
IROOAと違いこの形のフードは中空になっているためファインダー枠のケラレが少ないです。
正直IROOAの方が正統派かもしれませんが、いかんせん値段も高いです。(そして将来3rdも購入予定だったり…)
初代にIROOAをお手軽に合わせたい方は、UNから復刻フードが出ているようです。
12585の年代比較 と代替商品
注文ミスという事情により、手元に2つの12585がありますので比較してみます。
使用歴のせいだとは思いますが雰囲気がすこし異なります。
一番異なる部分でいうとノブの部分の突き出し量が微妙に異なります。
12585Hという型番もあるようですが、形はまったく同じようです。
12585にも復刻品があります。
もう数千円頑張れば12585が手に入り、楽天に常時数点出品があることが多いので、復刻品をわざわざ買う必要はすくないでしょう。
キャップ 14033
12585は逆さ着けができ、キャップ(14033)を使えば蓋が可能です。フィルムカメラの場合はあると安心かもしれませんね。
キャップだけ単品で買うと驚くべき値段ですね(!!)
沈胴ズミクロン(1st)とエルマー 5cm用ダブルフックフード(ITOOY)のマッチング
こちらも間違えて注文(笑)してしまったエルマー用のダブルフックフード(ITOOY)があるのでズミクロンに装着してみます。同じ50mmのハズですが、私の個体同士のマッチングでは四隅が0.5mmほどケラレてしまいました。ズミクロンへのエルマーフードの使用は難しいかもしれません。カッコはよいのですが。
四隅がケラレました↓
※ダブルフックフードとITOOYは形が同じに見えるため同一製品扱いにしているところが多いです。しかし異なる製品かもしれませんのでご注意ください。私が調べた限りよくわかりませんでした。なお、私のフードにはITOOYの表記はありません。
いやー、フードってほんとにいいもんですね!(笑)
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