【北海道】宗谷岬年越しツーリング旅行記まとめ編

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こんにちは。

もう2017年も年の瀬をむかえようとしていますね。
この時期になり、吐く息の白さ、肌寒さを感じるとふと自然といつもあるツーリングを思い出します。

2014年の年末から2015年の年明けに掛けて、北海道の宗谷岬へ年越しツーリングに行ったことです。

今回はその記録を、今年、来年、これから年の瀬に宗谷岬を目指そうと考えている方へ、少しでもみちしるべになればと思い某SNSにupしていたデータを再編集してここに記載したい。

※準備編は別で記載します。

宗谷岬年越しツーリングの素晴らしさ

世間一般では宗谷岬年越しツーリングと言われているが、
私はもっぱら「HOKKAIDO SEVEN DAYS ENDURO」と認識していた。

これはオフロードバイク乗りならばご存知だと思うが、エンデューロのオリンピックと称されるISDE「International Six Days Enduro」6日間に渡り、ライダーの技術だけでなく、整備能力やタイムコントロール、マシンの耐久性能、つまり「人馬一体としてのアドベンチャーの総合能力を試す」100年以上続くレースにちなんでいる。

年越し”ツーリング”といえば、普段のツーリングの延長線上にあるように感じるかもしれないが、
実はまったく次元の異なったアクティビティ、チャレンジなのだ。

機材の調達、マシンの仕様変更、ルーティング、タイムマネジメント。全て自分や友人と組み立てていく、遅くとも一ヶ月前から動き始めなければ間に合わない。

どこかの団体が主催するのでもなく、ヘルプが有るわけでもない。すべて「日本最北端で年を越す」という目的のためだけに、自分の意思で、自分のちからで日本全国から数百人のライダーが集まり、散っていく。

自分の意思、ロマン、本当にそれしか無い。

バイクに乗っていない人にこの旅の話をするならばきっと首をかしげられるだろう。

「理解できない」と。

「なぜそんなことをするんだ。」と。

いや、実はあるんだ。

過酷さ、力強さ、、雪、風、トラブル、キャンプ、ケンカ、美食、命、自然、大地、海、フェリー、感動、達成感。

バイクの楽しさの全てがぎゅっと詰まって、1週間で本当にあっけないほど美しく小奇麗に完結しする。

そして何事もなかったようにまた日常が始まる。いつまでも続く高揚感とワクワクだけを残して。

 

僕はバイクと旅が好きで、いろいろな場所にいき走ってきたような気がする。
その中でも本当にこの北海道宗谷岬年越しツーリングという旅は最高だった。

なかなか行ける目的地では無いかもしれない。だからこそ行ってほしいと思う。

 

宗谷岬年越しツーリング 旅行記

 

私は関東に居住しているが、実家のある関西方面にて最終的なバイクのセッティングなどを行った。

ここまでは東京でセッティングした

<全行程>

・東京:バイクの改造、装備の決定、 11月下旬〜12月

・実家:スパイクづくり、最終チェック

・兵庫:出発 北海道へ (舞鶴→小樽)

・東京:帰宅 北海道から (苫小牧→大洗)

<フェリー日程>

・往路:12月28日0:30舞鶴発 → 28日20:30小樽着

・復路:1月2日18:45苫小牧発 → 3日14:00大洗着

クリスマス前に東京から実家まで800kmほど徹夜で帰省し、
24〜27日 にかけて実家でスパイクを仕上げた。
クリスマスの聖なる夜もまるで般若心経でも唱えるように無心でひたすらタイヤの穴に高速ドリルでスパイクピンを挿入していた。最高のクリスマスだったぜ。まったく。

12/27

22時ごろ兵庫県某所へ集合

今回のおバカな参加者は自分いれて4名、使用したバイクは

変態紳士 T君 WR250F 04
インドからの留学生 A君 スーパーカブ90
変態 U君 スーパーカブ90
紳士 S君(私) WR250R 07

舞鶴から出発のため高速道路で移動する。

一部メンバーが全く準備をしておらず、それでいて呑気にしていて間に合わない感が凄まじかった記憶がある(笑)

高速走行に適さないスパイクタイヤで舞鶴若狭道をぶっ飛ばしてギリギリで乗船
フェリー出港時間28日0時30分の10分前に到着…

船ターミナルまであと100kmのところであと残り時間1時間ほどで、あれこれ時速100kmで移動しないとまにあわんくね?と誰かが閃いた。相当焦った。冗談抜きで間に合わないかと思った。

DAY1 12/28

小樽→札幌
小樽20:40着 札幌のネットカフェ就寝
アイスバーンが波状路になった超絶ハードな路面でした。

船を降り、市内を走り出し瞬間に超絶ボッコボコの路面。
私の目の前をはしるU君の頭がまるでモグラたたきみたいに上下に30センチほどボッコンボッコン揺れまくっている。

1m走った瞬間にコレは北海道を舐めていた。と全員が悟った。


なぜかオイル交換を初めるT君(WRFで高速走行したためと粘度を落とすためだったはず)

DAY2 12/29


札幌→旭川

途中でA君のタイヤがパンク。

enduroという競技はすべてのトラブルに本人の能力のみで対処します…笑

旭川の某所でテント泊。−4℃

石狩鍋とジンギスカン

思い返せばほぼ毎日石狩鍋、ジンギスカン、アヒージョをしていた。
最高に美味しかった。

DAY3 12/30

旭川→R40→稚内

息を飲むような時間が広がっている。
北海道のマジックアワーは本当のマジックだった。

完全なアイスバーン上を走行。


何度もガス欠
キーをオフにし声を殺すと、耳が痛くなるほど寒く静寂な北海道の夜。

たどり着いた稚内の防波堤ドームでテント
宗谷岬ライダーのために開けてくれているライダーハウスもあるのですが、防波堤での宿泊をオススメしたいです。


DAY4 12/31

稚内→宗谷岬へ



調子に乗ってフロントアップしていたらインド人留学生A君に怒られた。

最北端に到着!!


午前中に日本最北端 宗谷岬ですぐにテントを設営。

稚内の温泉へ

氷点下の日本海に沈む夕日は、凍り付いた身体の芯がホッと暖まるような美しさでした。

温泉にとまっていたアフリカツインも涙を流すほどの寒さ!

サービス精神旺盛な北キツネ

バイクは70台ほどあつまったよう。

DAY5 1/1

あけましておめでとう!!

(寒くて外へ出られなかったので、)テントの中からみた花火

−6℃

2015  元旦の朝焼け


こんなテントな人も…w

日本最北端からの初日の出
宗谷岬で日の出が見られるのは10年に一度といわれるらしい

丘からみた記念碑方面

 

元旦はド快晴!

宗谷岬→羽幌
サロベツ原野付近の農道ですどこまでもまっしろ


オロロンライン

オロロンライン
ここはカーブしてますが、ひたすら真っすぐで有名な原野をにかかる道です

オトンルイ風力発電所
南北3.1kmにわたって一直線に並ぶ28基の風車。


オトンルイ風力発電所
全高99m
近くでみるとめちゃくちゃ大きいです。
風車の足下の人間と比較してください。


羽幌の某道の駅
−10℃
留萌に宿をとっていたのですが、元旦でGSが開いておらず、ガス欠により4日連続のキャンプ。

 

DAY6 1/2

羽幌→札幌

この写真のように車にものすごいスピードでブチ抜かれます。
あまりに信じられないスピードで抜いていくので、頭おかしいんじゃないか?と話をしましたが、バイクで走ってる自分たちの方が頭おかしいかもという結論に。

日本海からものすごい横風が吹き付ける。
この日は何度も完全なホワイトアウトを経験。
アイスバーンの上に新雪が積もった路面はコントロール不能で何度も転倒。

猛吹雪を抜け石狩にたどり着いたところ警察官に捕まります。
署で旅の話を一時間ほどしたあと外にでると真っ白。。
この旅では多くの方に声をかけて頂きました。

DAY7 1/3

みんなで札幌市内でスープカレーを食べて解散、自分は苫小牧港へ
途中車から写真を取られた。いろいろと信号待ちで声を掛けて頂きFBを交換したりした。

1/4 大洗港

14:00着から下道で東京の自宅へ。

荷物をおろしたところ

 

宗谷岬年越しツーリングの全工程をまとめました。もしこの投稿が誰かの参考になれば幸いですし、新たな旅へのインスピレーションを与えることが出来れば、旅好きとしてこれ以上嬉しいことありません。

何か有ればコメントでもメールでもいただければ。

以上

 

THERE IS NO PLACE WE CAN’T GO…!

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