みなさん、カメラマンがよくバッグに忍ばせているパーマセルテープというものをご存知でしょうか?
正式名称はShurtapeというみたいですね。ちなみにMade in USAですが日本だと堀内カラー社が販売してます。
このテープの見た目はマスキングテープに近いのですが、一度つかうと納得のひと味もふた味も違う、困ったときはこいつの使えるヤツです。(バックパッカーで言うと、とりあえず困ったときのガムテープ!のノリです。)
パーマセルテープのすばらしい特徴
・紙なので手で簡単にちぎることができる。
・粘着力が高いが、ノリが残らない。
・貼り直しが聞く
・熱に強く、電源ケーブルなど高温になるところにも使用可。
・撮影補助材のテーピングに
・絶縁テープとしても使用可能
・黒色は遮光性に優れる
・白は文字が書き込めて便利
・テープ特有のいやな匂いがほぼ無い
パーマセルテープの使い方
○ストロボにフィルターやスヌートなどをペロッと貼り付ける。(多分カメラマンでは最もポピュラー?な使い方)
何度も貼り直してベトベトしないので助かります。
○機材やケーブルの固定
○機材の傷防止
ボディの角部分なんかはすこしぶつけるだけですぐに塗装はがれしてしまいますよね。
予めこのテープでガードしておけば不要な傷も防ぐことが可能です。
リセールバリューを高く保ちたい方、きれいに使いたい方には最適な用途ではないでしょうか。
なお、非常に粘着力がつよく厚さも薄く、かつ質感がマグネシウムボディに近いので全く違和感はありません
○遮光、反射防止
○ズームレンズの固定
○海外旅行ではロゴを隠し盗難防止の意味
○などなどアイデアしだいで使い方は無限大☆
僕は、ポートレートで目線を泳がせないために貼ってみた。
僕はSONY信者なのでSONYのロゴが見えている分には全く問題がなく、むしろ誇らしささえ感じる部分でした。
それはある日、カメラそのものにも興味があるモデルさんの「カメラを使ってあなたを撮ってみたい!」との希望があり、自分のカメラを渡して20〜30分ほど撮影をしてもらったことがあるのです。
その時に被写体となり初めて気づいたのが…
黒いボディに白文字の「SONY」という文字がめっちゃ目立つ!目線が泳ぐ!ということです。
この体験は初めて被写体という立場になった自分にとってかなり衝撃的なものでした。
たしかに撮影データを見ているとたまに目線があってないような写真があったりした気もします。
改めて写真を撮る側の気持ちとしては、100%撮影そのもの、作品作りに集中したい、少しでも余分な事柄を排除し撮影に集中できる環境を整えたいのです。
というわけでSONYをロゴを隠して見ました。
(やっぱり何か違ってもすぐ剥がせるしね。)
パーマセルテープは少しお高いですが、アイデア次第でカメラの用途になんでも使えるテープです。
もっていれば長く使えるのでよかったらカメラバッグに一つ忍ばせてみてください。
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