インド ラダック・レー旅行の素晴らしさを君に伝えたい(特にバイク乗りへ) 

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ラダックへの誘い

たぶん、多くの場所へ旅してきた。

19の頃、旅立った理由をぼくは思い出せないが、世界にはたくさんの美しい場所があると思うし、ぼくはそれを見たいと思っている。

もちろん面白い場所もあればつまらない場所もある。世界はフラットではなく粗密と緩急の上に存在している。

そんななかぼくの限られた旅人生の中で、最も印象深く、美しく、旅の楽しさが全身全霊を駆け巡った場所がインド北部にある、ラダック地方のレーへの旅だ。
もし、旅の目的地、世界の観光都市をA,B,Cの三段階で評価するならば、ぼくは問答無用でSを付けるだろう。
ラダックはこれまで訪れた場所の中でトップクラス異次元なのだ。

ラダックはどんな場所

・インド北部
・ヒマラヤ山脈とカラコルム山脈間のインダス河源流域に位置する
・中心都市レーで標高3650mほどでほぼ富士山頂上級の高地
・インドという国に属しながら、チベット、中央アジア、イスラムの混じりを感じる。

以前、顔を知っているくらいの30後半ほどの会社の先輩がかなりのバックパッカーであるという事が判明し、旅行話で盛り上がったことがある。南極を除く全大陸、多くの国を訪れたと。私よりも長い経験をもっている。
お誂え向きであるけれども、「今まで行った場所で一番良かったのどこですか」と質問を投げた。

先輩は答えた「ラダック…」と。

なぜラダックは私を引きつけたのか?

ラダックにしか存在しない青


本当にとてつもなく深く、青い。群青。
標高の関係なのかもしれない。

君に伝えたい、僕がみた世界の青

澄み渡った空気

ぼくは限りなく透明に近いブルーという小説が好きだ。
レーの空気は重さを感じないほど軽く、乾いていて、クリアで、冷たい。

バイクを山の道脇にとめ、息を吸い込む。目を細め遠くながめを指差してみる、軽く冷たい。

落としたら割れてしまいそうなほど透き通っている空気が満ちている。

旅に出てまで味わうべき、感じるべきはこういった感覚なのかもしれない。

景色が異世界

異星に来たような荒涼とした大地が広がっている。
色は日差しは強く、茶褐色の空間なのにビビットな印象をぼくの脳裏に焼き付ける。

チベット文化

ゴンパというチベット仏教の施設を訪問し、観光する。
ゴンパを目的に旅をしている人達もいるほどチベット仏教の僧侶たちの生活様式は私達に強い驚きと強い畏敬の念を与える。

インドという国に属していながら強いチベット文化、また中央アジア、イスラムの香りを感じる。

実はニューデリから一本で到達できるので、意外とアクセスがよい場所である

ラダックの人々

非常にどうでもいい情報だが、私はラダックに到着し5分でiphoneを無くした。目の前に美しい女性がすわって見とれていたら…以降削除

気づいたら愕然としてしまった。まだ到着して5分なのに。。。。今までこんなことはなかった。
だいぶ気をつける性格なのでモノをなくしたり、とは無縁の人生だとおもっていた。。

打ちひしがれているときラダックの空港従業員が、誰かアイフォン忘れてますよ〜!!と大声でアナウンスしてくれたのだ。僕はほっとした。

ラダックの人々は典型的なアグレッシブで騙しの多いと表されるインド人とどこか異なり、すれ違うとジュレーと挨拶をしてくれフレンドリーでいい人ばかりである。

 

バイクライダーこそ行くべき

バイク乗り以外の方は飛ばしてほしい。(クサイのでw)

ラダックはバイク乗りこそ行ってほしい。

・実はラダックはおもった以上にアクセスがよい
・バイクショップが整備されていて気軽にツーリングが可能
・欧州人には既にツーリングのメッカとして認知されているようだ。

 

特に、過去にバイクに乗っていて、また乗りたい思いにふと駆られるが、家庭や費用のことを考えると現実に戻ってしまう。そんな貴方にこそ行ってほしい。。

 

ラダックには自分史上最高のツーリングがきっとある。

ライダーがライダーで有るべき理由もここにある。

バイクを乗るという技術を身に着けた人間が目指すべき目的地の一つがここにある。

 

僕は割りと本気で、日本の都会で大型バイクを維持してたまぁーにツーリング行って年間数十万の維持費を払うくらいなら、そんなもの捨ててしまえばいいと思っている。

年に一回ツーリングというテーマをもって一回10〜15万円の海外旅行に行くほうが圧倒的に身軽にすばらしい経験ができるのだ。(ミニマリストという言葉が流行ったように、身軽さは現代の方向性のひとつだろう)

 

日本でツーリングしても、もうぼくは何も面白くない。

“それは君の視野の狭い偏見だ”と思うだろう。

だが思い出してほしい。本来バイクにのるということはまだ見ぬ景色を見に行くための手段だ。ありきたりな自分の想像を飛び出すための手段だ。

例えば千里浜(※)、SNSに腐るほど投稿される写真はどこか私たちを興ざめさせるし、つまらなくした。

 

海と、自分の想像を超えていこう。

まだ見ぬ世界、風景、想像なんてはるかに超えてしまうような世界がそこにひろがっているはずだ

初めて原付きにまたがり、走り出したときの高揚感と魂を取り戻そう。

ぼくは全霊をかけてでも到達すべき価値のある場所だと信じている。

バイクに乗る僕らの尊厳、存在意義、アイデンティティは何だったのだろう。

一人ひとりの多様な形があり、向き合い続けるべきは自分自身しかいない。

きっと鍵がラダックにある。さぁ魂を取り戻そう。

 

※WHO(世界保健機構)は健康を以下のように定義している。

“肉体的、精神的、社会的、そして霊的に満たされた状態であること”
WHOの健康の定義とは?霊的も含めて4つ全てを解説! | ニュースと共に生きる http://yahuhichi.com/archives/442.html

解釈には多面性があると思うが、
上記サイトでは霊的という言葉を「尊厳や存在意義、アイデンティティー」と解説を加えている。

※同様の現象がウユニ塩湖でも起こっている。
みんながウユニの写真を上げまくるせいで行きたくなくなる現象のことだ。これをウユニ症候群と私は呼ぶ。(それでもいくけどね。)

 

旅の技術

ラダックについたら直ぐにすること「高山病対策」

先に書いたようにニューデリから直行便で到着となるレーの空港、
飛行機を降りた瞬間、標高は3650m。

その場で吐きはじめる人間が居るほど。
貴方はこれから世界最高峰の峠、5600m級の世界を超えていかなければならない。

高地順応してください
・意識して水分補給をしまくること
・ダイアモックス入手
ホテルで一息ついたらメインストリートの薬局へ、たしか40円位でうってます
・ひたすらしっかり寝る。
・1〜2日位はあまり予定を入れない

モデルコース① パンゴン湖へ1泊2日でホームステイ

レーを出発し、青い湖パンゴンツォの中国国境スレスレの限界点(これ以上旅人は侵入できない)に村落がある。
ここが、ホームステイを受け入れている。

ほぼ全ての人の目的地であろうパンゴン・ツォの美しさは語るべくもないが、
このホームステイがすばらしい。
本物の現地人が住む家に宿泊し、現地人の食事を食べる。

この時たべた、目の前の牛からとってきて作ったというヨーグルトの旨さにど肝を抜かれた。

バイクで直接いって交渉することも可能だと思うが、
完全ダート走行と川越えを繰り返すことになるので、オフロード運転技術に自信が無ければオススメしない。

モデルコース② 世界最高カルドゥン・ラを超えヌブラ渓谷へロイヤルエンフィールドでツーリング

バイクのり限定。こちらも一泊2日でいけます。
世界最高峰標高道路5,600mをロイヤルエンフィールドで抜けていく。
最高のエクスペリエンスがある。標高を上げるにしたがってロイヤルエンフィールドの鼓動が弱まる。下界(といっても3,500mだが、、)の半分ほどのちからしか出ていないように感じる。
空気がじわじわと確実に薄くなって行くのダイレクトに単車の鼓動、肌、そして自分の肺で感じる。

世界最高峰自分史上最高高度はすぐそこ。

胸の高鳴りを抑えることができない。

走っていると普通に声が自然と出てしまう風景がある。嗚咽というのかコレは。
もし①、②両方考えている場合パンゴンへ先へ行って5000m級の世界を車で経験しておいたほうがよい。


ぼくは、http://travelster.exblog.jpさんのブログにインスピレーションを受けたし大いに参考にさせて頂いた。

爽快!まばゆい早朝のヌブラ。そして3日連続のカルドゥン・ラ越え(個人的お気にいり記事)

この場で心より感謝を述べたい。
ぼくの旅はだれかの旅で成り立っている。心から感謝しかない。

③その他みどころ

うえで2つのモデルコースを上げたが、ほんの一部分にすぎない。幾つかかいつまんで紹介する。
(特にバイクにのれるとかなり見どころ、走れるところが多い。)
・メインバザール
ココ歩いているだけですごい楽しい。毎日ひぃひぃ息を吐き、頭痛くなりながらふらついてました。

・王宮
しんどいけど頑張って登りましょう。レーの街並みを見渡せる眺めは最高です。

この街がどんな景色に抱かれているのか分かります。

・ティクセーゴンパ
ゴンパはココだけは行こう。是非朝の宗教行事に参加させてもらってほしい。眺めも素晴らしい。

・祭り

たまたま到着したときに開催されていた。現地で情報入手すべし。

現地情報

ゲストハウス

私がとまったのは

「Tak Guest House」というところ。安くて部屋も広く、オーナーのお兄さんとお婆さまが超ここちいい感じだった。

ただ、何件かさまよった末にたまたま発見した宿なので、ガイドブック、ネットに情報はなさそうだ…。

滞在時に、日本人からヒアリングした限りだとがよさそうだったのがここ。

「シアラゲストハウス(Booking.com)」


多くの日本人がなぜか、ここに泊まる。
みんなで情報交換したり、ご飯にいったり非常に楽しそうだった(…)
なお予約していかないとほぼ泊まれない。滞在中移動をこころみたがずっと空きなしだった。

素直に日本から予約していくことをオススメする。
なんとなく、現地で到着して探すのが旅っぽくてカッコイイ。
見てみないとどんな宿か分からない。という気持ち。わからんでもないです。かつて僕がそうであったように。
最近は一日目は予約するようにしてます。特にラダックは高山病の心配があるので、予約すべし。
現地で一緒にタクシーのった知り合った人と私はまず>>アショカゲストハウス(Booking.com)に行ったけど、
空いておらず旧市街を歩き回って探す羽目になってました。
4件目?でなんとか私はTakを発見。知人はさらに数件回ったようです。旅行者に対し宿の量が少ない!

レストラン

モモのレストランや、チベット料理のお店などがたくさん有ります。
メインバザールをそぞろ歩きして一本横にはいったりするとたくさんお店があります。

私が一番記憶に残っているのは、

「Summer Harvest」というレストラン

ここのカレー(名前忘れた。ハーフ・クォーターが選べるやつ!w)

これは魂震えました(車好きの友人が最高の車を形容する言葉)
人生で一番震えたかも。
美味すぎたので3回ほどいきました笑

ほか旅行者には、ルーフトップから王宮の見える

「Il Forno Restaurant」が人気でした。

 

旅行代理店

ヒドゥンヒマラヤ https://zanskar.jimdo.com
日本人のサチさんという(テレビで特集されたこともあるらしい?)が働く旅行代理店
ここに行けば全ての情報はあるはず(バイク関係はすくないかも)
ラダックへ滞在する人の大半がここに行くので、まず最初に行くべし。
知り合いが出来きて、日本語で会話するだけで一気に情報が集まります。
また、パンゴンに行くときなど、乗り合いの仲間が募集されていたり、募れる。
僕は幸運にも美女二人とイケメン1人とご一緒させていただきました。

持っていくべきもの

■サングラス

目死にます。 きちんとした製品を。
私はタイで300円位で購入したなんちゃってサングラスを使っていて、ずっと充血しっぱなしでした

■UV目薬

紫外線対策に焦点を当てた目薬は過去に3つ販売されていて、
ガチめのサーファーやスノーボーダー(一部トレッカー・バックパッカー)など
アウトドア系スポーツ愛好家から愛用されていたのが、コレ

会社のサーファーおっさんの勧めで私も愛用していたのですが、残念ながら廃番…涙
今選ぶとしたら、選択肢はこの2つ

バイシンUV 

ロートUVキュア 

■日焼け止め

絶対必要です!現地だと良いの手に入らないので日本で調達して行きましょう。
僕のバックパッカーアイテムはすべて選ぶべき選ばれるべき理由とノウハウがあるので、またの機会に書きたいと思います。

私は絶対コレ。

■アミノバイタル

旅行時は必携です。特にラダックは車もオフロードを走行をするのでかなり疲れます。

 

<バイクのるなら>基本的なツーリング装備を!

■グローブ

現地でも入手できますが、使い慣れたコンパクトなものが有れば是非

■リュック

要ります。着替え、カメラ、水、食料などを入れます。
アイテムにこだわってしまう私はモンベルの デイバック ポケッタブル ライトパックを愛用してます。
コンパクトなパッカブルでペットボトル入れがあるのはコレ(詳細な理由はまた…)

■防寒具

当たり前ですが、5,000m級の山寒いです。
防寒の基本的な考え(アウターシェル、ミッド、ベース)で最低限は用意しましょう。
一応現地でも入手できます。

私がいつも海外ツーリングにもっていき大活躍するのがヤッケ(簡易アウターシェル)

農家や工事現場の方が使っているやつですね。パンツも忘れずに。
ホムセンで買うのがいいかも、一番ペラい奴がいいです。
通常の普段着の上にきることで、風防になり、寒さ体温低下を防げます。
埃などでお気に入りの衣類が汚れません。多少の雨なども弾きます。
胸ポケットがありスマホがいれられてすぐ取り出せるので写真撮影に便利。
しかも超コンパクトに収納でき、上下で1000〜1500円位なので使いすて感覚で気楽

ラダックはいたるところに小川がながれていて横切らなければならないのであると便利です。

余談ですが、ぼくは中学生のころからコレがとてもカッコイイし楽!
と気に入りまくって友達と遊ぶときとかも着てました(黒歴史)

■国際免許証

なくてもOKそうでしたが一応

■バンダナなど

砂埃がひどいのであると便利でした。

おすすめ書籍

■地球の歩き方

私は定番のこれを持っていきましたがラダックの情報量は必要最低限です。

■ラダック特集本

私は特集本!の存在があると知りませんでした。
非常に悔しい思いをし、現地で知り合った人の本を大部分を写メとらせてもらいました。

ラダックを訪れる体感5割ほどの人間がもっていたのがこちら。
見開き写真をつかったりガイドブックらしからぬ非常に美しい出来栄えで、
普通に写真集として欲しくなりました。(これぞ編集!)

最後に

一般的なことですが、
・交通には気をつけてください。ひかれないように。
・バイク運転する場合は安全第一で。
・いろんなことが起こるかもしれないけど旅を楽しもう!

貴方の旅が素晴らしくパンゴン湖の青色のように美しいものになることを祈っております。

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