SR400のカスタムで一番最初に手をつけたくなるのはマフラーだ。
今日はSR向けに数多く販売されている中でも、品とクラシックなデザインをSRユーザーに最も支持されていると言っても過言ではない、
「ペイトンプレイス」製のマフラー、サイレンサーについてレビュー・インプレを交えてまとめてみたいと思う。
私自身SR歴が長く自分でいっちゃうほどのSRマニアだったので、とおりかかったバイクの音を聞くだけでなんとなくどこのマフラーかだいたい分かるほどだ。
なかでもペイトンプレイスマフラーの大ファンである。
ペイトンプレイスとは
1984年創業
大阪府箕面市に拠点をかまえるSRを始めとしたカスタムショップである。
SRやWに乗る方は一度は聞いたことがあるであろう超有名ショップだ。
なんといっても往年の英国車を彷彿とさせる非常に上品なカスタム、アイテムが手に入る。
実際にお店に何度か伺ったことがある
とても親切にご対応いただいたことをおぼえている。
では、ここから順に全ペイトンプレイスのマフラーについてまとめていく。
ノートンマフラー (SP-055)
僕自身が惚れ込んで使っているマフラー。
ルックスが最高、まず長さが絶妙。後方からみたときにボディがすらっとひろがり、アルミのエンドできゅっとしまっている様がなんともエロい!
そして音がやばい!SRのマフラーで一番いい音をしていると僕は本気で思っている。
低音が効いていながら弾けるように「ンパパパパ、ラララララ」と本当に気持ちがよい。よく一緒にツーリングしていた友人にヘリコプターのようだと言われた。
蛇足だが、ストレート構造なので後続を走っているバイクの顔にぱふぱふ排気(空気砲)があたるようだ笑
僕自身はペイトンプレイスのアイテムでこのノートンタイプマフラーを一番にオススメしたい。
銘品である
コンチマフラー Wサイレンサー(SP-120)
なんといっても定番中の定番。非常にシンプルゆえ、絶対的に美しい。
もともとドカティがつけていることで有名なコンチ社のマフラーがベースになっている。
純正スタイルにもカフェスタイルにもマッチするだろう。
※六○山聞いた話でだが、ペイトンプレイスは昔コンチマフラーを販売する権利をもっていたらしい(?)
Contiという文字だけが入ったSRポンつけマフラーが存在する。
なお、ショートタイプのコンチマフラーも存在している。
消音機能によって何種類か選べるようだ。私の意見としては、まよったら音量の大きいモノを(笑)
①コンチ・マフラー(SP-053) 通常コンチとゆわれる物で音量100db前後。
②コンチWSマフラー(SP-120) サイレンサーを2重使用 音量90db前後。
③コンチ・Sマフラー(SP-118) 通常コンチより120mm短くなり音量90db前後。
④コンチJMCAマフラー(SP-076)キャブ車のみ車検対応、音量85db前後。 ※公式HPより引用
SR キャプトンマフラー (SP-002)
キャプトン、キャブトンマフラーと呼ばれているマフラーだ。
ノーマルや英国ルックのSRにとてもよく似合うと思う。
実はこのマフラーの形状、なぜキャプトンといわれているかにはドラマがあるようだ
詳しくはwikipedia https://ja.wikipedia.org/wiki/みづほ自動車製作所 を参照
名古屋市にて内藤正一が1923年に起こし、1927年キャブトン第一号を発表した。発売元は大阪・中川幸四郎商店であり、「キャブトン」という名はCome And Buy To Osaka Nakagawa (「大阪中川まで買いに来たれ」)の頭文字を並べたものである。4ストローク、350cc、サイドバルブ車が主だった。戦前の最盛期には年に360台の生産を行なった。
以上がペイトンプレイスの定番
その他には
メガホンマフラー(SP-001)
私はペイトンプレイスで、本当にいい音だとおもっているのが、自分がつけているノートンタイプと
このメガホンマフラー。
UPメガホンマフラー (SP-042)
Upタイプもある。マフラーエンドがうえをむいているので、音が自分に聞こえやすい。
7Rマフラー (SP-116)
メガホンタイプのマフラー
こちらもSRにマッチして非常にカッコイイ。純正ルックのSRによく似合う印象がある。
SR110メガホンマフラー(SP-119)
エンド口径が110mmで音量をおさえたもののようだ。
NEWアイテムのようで、7Rとの違いは良く分からなかった。すまん!
SR SC マフラー(SP-117)
地面と接触する可能性のある部分が角落しされている。
レーシーなレトロ風SRがよくつけている印象。
SR GSマフラー(SP-061)
ゴールドスタータイプのマフラー
あまりSRに似合わない気がする。。。
誰も教えないエキゾーストパイプについての知識
基本的に、上記で説明したペイトンプレイスのはノーマルのエキパイにそのまま取り付けができるようになっている。
ステーの部分は多少工夫が必要になるが、ホームセンターにいって適当なパイプかワッシャーを買ってかませれば全く問題はない。
ではペイトンプレイス(やその他のメーカー)からエキゾーストパイプが販売されているがこれはなんなのか?
ズバリ、「ルックス」である(笑)
また、これはあまり言う人がいないが、ノーマル純正のエキゾーストパイプは二重構造になっている。
つまり、一般的な社外エキパイに比べて内径が狭い。しかも400と500で排気量にあわせて内径が違うようだ。
これによって結構「排圧」が変わって、音が変わる!
エキパイによって音がけっこう変わるのだ。
僕は社外のストレートタイプのエキパイ(中古で購入したが、おそらくペイトン製)も持っていて付け替えて試したのだが、断然ノーマルエキパイのほうが排圧が高く、弾けるようないい音を奏でていた。
個人的にはノーマルエキパイがオススメだ。
ペイトンのエキパイについても説明。
EXパイプストレート (SP-043)
ストレートタイプは正直いって、その他のメーカーのもう少し安いものでも問題がないとおもう。
EXパイプ手曲げ(SP-59M)
しかし、この手曲げタイプに関してはペイトンプレイスでしか決して手に入らない美しい一級品である。
よく、カフェカスタムでこのエキパイをつけている車両をみるが美しく憧れていた。
以上、貴方のSRがすばらしいものになりますように。
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