こんにちは。
私は縦グリップを使用していました、縦位置でも不自由なく撮影できるので良いのですが、地味に重たく疲れる、大きいという困りごとがありました。
コンパクトなSONYα7iiiの特有の小指あまりだけ解消できてもっと軽くならないかと探していて見つけたのがSmallRigのL字プレートです。現在、私はこのSmallRigのL字を外して使用しております。
この製品の良さをまとめると
◆SmallRigは小指あまりを解消できる。
◆24−105mm/70-200mmなどの重めのズームレンズ、単焦点レンズの使用に最適
◆L字部分は外して使用がオススメ 特に写真用途の場合。
◆持った感覚は悪くない
◆他のL字プレートと比較して安価 6000円〜7000円ほど
この製品のいまいちなところは
◆小指のかかり具合が完璧ではない
◆激安L字プレートと比較するとまだ高い。
※どちらを買い分ければいいかについてもまとめています。
では具体的にみていきたいと思います。
外観や仕上げは良く、剛性も高い。 重さは約185g
質感や仕上げは非常に素晴らしいです。
装着したところ前、横から。
カメラに装着した時の剛性感は高いです。
裏面に六角レンチを磁石で貼り付け可能。なくなりません。(私は重くなるのが嫌なので取り外しております。)
そのままバッテリー交換可能です。α7iiiのボディ本来の防水性や防塵性をそのまま保つことが出来ます。
レンズのセンター位置のマーカーがあります。こちらからみるとてもかっこいいですね。
小指がかかる部分が大きく出っ張っています。小指をそのまま出っ張りに乗っけると私は多少違和感を感じます。(できるだけ小指は小さく握り込みたい。)
手の大きさが小さめ〜標準くらいの方であれば、Rのつく加工がしてあるところに小指がジャストに収まり握り込むことができます。この握り方だと非常に安定します。
L字部分は取り外しての利用がオススメ 58.1gも軽くなる。
L字プレート部分にもアルカルイスの切り込みが設定されており、自在に伸ばして使用が可能。
ここは外部端子と接続する時や、三脚で縦位置撮影をする場合に活用されるようです。
しかし、私はL字部分は外してしまうことをオススメします。
✓外すことによって58gの軽量化が可能。
✓C3ボタンへのアクセスが悪くならない
不要部分を外すと127.6gです。ここまで軽くすると嫌な重さは感じません。
L字のプレートがついたままだとC3のボタンへのアクセスが地味に悪くなります。特に縦位置撮影時。
ズームレンズや大口径単焦点レンズの利用には「SmallRig」がGood。 縦グリ、激安プレートとの使い分けについて。
と、言うわけでSmallRigのL字プレートについて見てきましたが、私は縦グリップ、中華製の激安プレートも使用しておりますので、用途別にオススメ、私の使い分けをまとめてみたいと思います。
撮影重視なら問答無用で縦グリップ 純正 VG-C3EMとの比較
本格的な撮影重視ならば、やはり純正の縦グリップVG-C3EMが利便性と信頼性が高く良いです。
・プレートとは異なり各種ボタンの設定があること。
・単体で277gあるので実感できるほど重くなります。
・縦位置で撮影する場合の安定感が最も高い。
・持ったときの小指のかかり具合やバランス、安心感が最も高い。
小型の単焦点レンズならINPONのプレートが安価でオススメ。
私はSmallRigよりも安価で薄型のINPON製のプレートも使い分けて使用しております。
INPONプレートの特徴を簡潔に書くと、
・軽い&安い。 SmallRigの3分の1
・小指あまりの部分もそこそこグリップがよくなる。
・見た目がいかつくならずスマート。
SmallRigのLブラケットとは装着するレンズで使い分けています。
あまり重くない単焦点レンズをお使いの方、もしくは初めてプレートを買おうと思う方にはINPON製が良いと思います。
ズームレンズや大口径単焦点レンズの利用にはSmallRigが最適なグリップ感。
一方で、INPON製のプレートは薄いこともありグリップ感に関してはSmallRig製の方が一段上です。
特に135mmF1.8や24-105mmF4のような重いレンズをつけるときはSmallRigのプレートの厚さが絶妙なグリップ感覚と安定感をもたらします。ちょうど一眼レフをもっているような感覚。
まとめとしては「SmallRigは大きめのレンズを扱い、かつα7の小指あまりに悩まれている方にオススメできるベストな解決アイテム」です。
すこしでも参考になれば幸いです!
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