前回から引続き準備編を記載します。
宗谷岬年越しツーリングは本州の極寒ツーリングというレベルではなく、
雪上、アイスバーン走行、氷点下でのキャンプを当たり前として考える必要のあるいわば“極地戦”です。
もちろんほとんどの人間が、万全を期して望むわけですが、それでも経験しないと分からない見えてこないノウハウもあるので、このエントリにまとめたい思います。
移動手配
なんと行っても北海道へのアクセスが必要です。年末年始のフェリーは非常に混み合います。私も復路はキャンセル待ちとなりましたのでできるだけ早めに動くことが必要です。
私の取得したフェリーは
・往路:12月28日0:30舞鶴発 → 28日20:30小樽着
(新日本海フェリーはまなす)19,240円
・復路:1月2日18:45苫小牧発 → 3日14:00大洗着
(商船三井フェリーさんふらわあ)22,060円
新日本海フェリー(http://www.snf.jp/searoute/index.html)は舞鶴、敦賀、秋田、新潟と小樽、苫小牧を結んでいます。
商船三井フェリー(https://www.sunflower.co.jp/route/facilities/timetable/)は苫小牧と大洗を結んでいます。
また、海が荒れることにより便が遅延、欠航することも有るようで工程にはある程度の予定を持たした方がようと思います。
バイクの選定
いろいろなバイクで来ている方もいますが、基本ネタか、マジの馬鹿です。
もちろん自分が普段から乗っているバイクで走るのがもっともいいですが、SSだったりツアラーだったりするなら宗谷岬用のバイクの入手も一考すべきポイントだと思います。
ここ数年は比較的厳しくない気候がたまたま続いているようですが、楽だったといわれた私のシーズンですらこれあとすこし状況がわるければ、普通に死ねるな。と思うシーンはありました。
もしソロチャレンジだったり、少しでも自信が無い場合、懸命な判断をおすすめします。
基本的にこのツーリングに向いているといわれている選択肢はスーパーカブ、オフロードバイクこの二種類です。
ネイキッド、SRとかそこまで重くないバイクなら大丈夫かも、、、あまりやりたくないけど。
スーパーカブ
北海道年越しと言えばカブが非常に有名。
北海道年越し仕様にセッティングするのが非常に簡単で、軽量で取り回しも楽、さらに荷物もたくさん積めて、フェリーも安くなります。50、70、90、100、110ccなどの排気量がありますが、もし北海道年越し
入手できるなかでできるだけ排気量の大きいモデルが楽だと思います。パワーは正義。
メリット
・操縦安定性に優れる(軽い、足つきがいい、取り回しがいい)
・キャリーが標準装備で、積載のセッティングが非常に楽
・フェリーの料金が片道3000円ほど安くなる
・ノウハウが豊富
・スパイクタイヤが市販されているので準備が楽
・実用的な装備が安価に入手可能
デメリット
・雪道やアイスバーンの上を自由自在に操る楽しみは少ない
・走破性に欠ける。
・スピードが出ない(直線でやっぱり煽られます)
・高速のれない
市販スパイクタイヤ
BUNSUNはタイ製のタイヤですが、調べたところ北海道年越しライダーには一番ポピュラー?なようです。
<2.25 フロント>
<2.5 リア>
参考 カブタイヤサイズ等主要諸元→http://www.honda.co.jp/news/1995/2950201sp.html
※ご自身の実車のリムを確認してください。
また気温の低い場所でパッチで修理は難しいので予備でチューブも必要です。(昔はタフアップチューブというのがあったのですが、生産終了してるみたいですね、、、)
また、念のためビートストッパーも取り付けしておいた方がよいと思います。
申し送り事項
カブに限らずキャブレターのバイクで北海道に行く場合、キャブレター内の水分が凍ってしまい機能しなくなるアイシングが発生する可能性があります。寒冷地仕様のバイクであればそういった心配がいらない、キャブヒーターという機構がついている可能性が高いのですが、ついていない場合は事前に対策が必要です。具体的には、まず水抜き剤で少しでも水分を抜いて起こる確率をさげて置く。できればキャブヒーターを増設する。私の友人はキャブ周りを板&断熱材で覆って対応していたはずです。
シガーソケットから電源をとったりする必要があるので、古いカブの場合12V化も必要です。(友人はやってました)
オフロードバイク
オフロードバイクなら基本的にはなんでもOKです。
ただ足つきが悪いとオフロード走行にある程度の慣れがある人間でないと難しいかと思います。
その観点から最もオススメしたいのがセロー、足つきが非常によくエンジン特性もいいのでかなり向いていると思います。
一押し セロー、シェルパ、KLX125
Good KLX250、CRF250、WR−R、
OK WR250F、KTMなどの外車
メリット
・交通の流れに乗れる。
・走破性が高い。
・走って楽しい。
・装備が安定して稼働し信頼感が高い(バッテリー、ライトなど。)
デメリット
・タイヤの調達がめんどくさい
・フェリーが多少割高
・重心が高いのでふられやすい
私がもう一度、宗谷岬アタックするならば、もう一度WR250RもしくはWR250Fをチョイスして装備を身軽もしくは簡単に取り外せるようにして、雪上でのスポーツ走行を楽しみたいと思います。もしくは、セロー、KLX125でお気軽にツーリング!あ、CRF250 Rally宗谷岬仕様なんかカッコイイではないでしょうか、、、、
※大型オフロード車について、ごめんなさい、あまり乗ったことが無いのでノーコメントで。何台かみかけました。
スパイクタイヤの準備
北海道の冬の路面は市販のタイヤではまずまともに走行できないのでス
(カブの市販スパイクタイヤも必要に応じピン増設もできます。)
北海道といっても圧雪路、アイスバーン、アスファルト、新雪など全てのシーンに対応する必要があり、ある程度の距離を走る必要性があるので、スポット的なチェーンという選択肢は現実的ではありません。除外した方が良いです。よく切れるとのこと。
現在はスパイクタイヤは規制されているため特殊なショッ
※運とタイミングが良ければ前年度参加した人がヤフオクに出品している可能性もある。これを入手できれば一番楽!
ベースタイヤの選択
ベースとして私がチョイスしたのは公道向けオフロードタイヤのななかでブロックパターンが過激な
ミシュランのMT21(WR250Fの友人も同じタイヤだったはず、、)
オフロードタイヤの情報についてはこちらを
【8種×9コース】オフタイヤ各種インプレと各コース別マッチング紹介
MT21の選択はある程度公道(兵庫→舞鶴、大洗→東京)を走る私のアタックでは比較的正解だったとおもっています。
北海道だけに焦点を当てるならもう少しブロックタイヤでもいいかも…MT21以外に選択するとしたらAC10、VEかな。
ベースは「MT21」「AC10」「VE」から選択をしておけば大外しすることはないと思います。
私自身、宗谷岬のタイヤ選定に関してはノウハウがたまりきっておらず、ビシっとしたオススメが難しいです。。。次いくならAC10にチャレンジするかな?
スパイクピンの入手
スパイクのピンは種類が有ります。
参考URL http://www.northbbs.com/spike/
1、チップピン
ピンの先端から超硬のピンが突出している構造。
一番オーソドックスで安い。オールマイティー。
2、マカロニピン
円形のマカロニ構造、路面へ触れる面積が一番大きいので減りにくい。
トラックなどに使われる。グリップ力は比較的弱い
3、ワインカップピン
マカロニピンの先端を鋭角にしたもの。
→ チップピンの選択で問題なかった。
私は、eBayで海外から500本ほど輸入した。ヤフオクにも出てるかも?
もしスパイクを自作する可能性があるなら早めに動く必要あり!
スパイクタイヤ製作方法
今回のベースタイヤはピレリMT21。タングステン芯の
実際に500本ほどスパイクを打ち込もうとすると「かなりの時間」がかかる。
<やり方>
①左下のコンクリート用高速ドリルでタイヤに下
②(タイヤが熱々のうちに)次に横のピンクのドリルのチャックにスパイクピン
③ゴムハンマーでどついて調整、押し込んでしっかり足付けする
<コツ!>
1,作業効率upのためドリルを2つ用意する!
一つは高速回転させてタイヤを溶かす用、もう一つは単にピンをつまんで圧入する用。
一個目はできるだけ高出力のものが良いですが、新規で調達すると一万円〜かかると思います。
少なくとも私はドリル一つでスパイクタイヤを作ることが想像出来ません。いちいちドリルの刃をぬいて、ピンをつかむという作業が発生するので、多分真面目に作業して2週間くらいかかるはず。最悪高出力のものが準備できなくても、安いドリル2つは必要になります。
これは実際にホムセンに行ってドリル現物を見て確認したほうが良いと思います。
私は安い方は、下のOEMっぽいのを使いました。高いものは実家にあったもの。
2,ゴムシーラーを使って潤滑と足つきをよくする。
途中ホームセンターにコレを行ってみつけたんですが、めっちゃ作業効率上がりました。
固まってゴムになるものです。ピンの先っちょにつけることで、にゅるにゅるっと穴への挿入が大変容易になります!(笑)また挿入後に硬化してタイヤとくっついて固まるのでピンが抜けにくくなります。
以上でタイヤの準備は終わりです、、、・
バイク装備
ようやく本題のバイク装備です。
北海道向けの仕様として以下の改造を施しました。
ハンドルカバー&グリップウォーマー装着
ハンドルカバー必須です。ハンドルカバーさえ有ればグリップウォーマはいらないという人もいますが、私はスイッチつきグリップウォーマー(調整できるようにスイッチ付きをさがした)が途中断線し、ヒーター無しの状態を体験しました。ヒーター無しはとても耐えられるものではありませんでした。カイロをグリップに巻きつけたりしましたが、全く意味なし!なのでグリップヒーターはしっかりしたメーカー品をオススメします。
下実際に私が使ったハンドルカバー
少し高いですが、、私が使っていた巻きつけるタイプに比べて安心ではあると思います。
リアキャリア&RVボックス装着
ラフロからバイク専用のリアキャリアが出ているのでそちらを入手し、RVボックスを取り付けました。
・RVボックスの横のスペースへへシュラフ、マットを積載出来るように穴を空け、アイボルトを追加。(ボックス左側)
・右側はカラビナを付けた。
・後方からの視認性を高めるために反射テープを貼り付け
私が買ったサイズ↓
粘度の低いエンジンオイルへ交換
一応粘度の低くそれなりにいいオイルに交換した。
銘柄は忘れてしまった…なんだったけ。。。。
レッグシールド
前輪が跳ね上げた水が足にかかりません。また意外と防風効果も高く足が寒くなりにくいです。100円ショップの事務用バイン
ウィンドシールド
身体への直風をさけ体温低下しにくいです。結構効果がありました。
レッグシー
電源USB周りの増設、設置
ハンドルまわりに配線を引っ張りスマホの充電と、ナビ(ラリーっぽくかっこよくマウントした)ができるように作りました。
0℃あたりで走行することになります。スマホはずっと充電しっぱなしでないとすぐにプツン、ときれてしまいます。
アマゾンの履歴をみるとこのリレーを購入していました。
バッ直だと怖いのでリレーをかまして、グリップヒーターも合わせて結構考えて作った記憶が有ります。
人の装備
ヘルメット
ヘルメットはシールド付きのオフロードモデルがいいと思います。オフロードタイプを選ぶ理由は自分の吐いた息が逃げる顎周りのスペースがないとシールドが凍ります。またシールド付きを選ぶ理由は普通のオフロードヘルメットだと顔に直風とを受け、雪も積もるし寒いというより痛いし、前が見えなくなります。私も念のためゴーグルをもっていっていたので試してみましたが、一瞬でやめました。無
私は公道で走るヘルメットはアライツアークロスが好きなのでこれで行きました。
シールド付きオフロードヘルメットはアライのツアクロか、ショウエイのホーネットが有名。
※新品で買うと高いですが、アップガレージでよく出てるので、1万円前後で入手できますよ。
ピンロックシールド(超重要!!!)
ヘルメットのところで書きましたが、自分の吐いた水分を含んだ吐息がシールドに付着して、曇るというより凍ります。
僕はくもりどめでなんとかなると思っていたのですが、本当に前が見えなくなります。
ただでさえ、雪道、アイスバーンの不安定な道を走行するのに前が見えないのは致命的です。
ピンロックシールドを取り付けておけば、だいぶ視界を保つことが出来ます。これは2重の空気の層を作ることで曇らないようにするものです。ダブルレンズと仕組みが同じです。
私だけこの情報を知らずに同行した友人3名は全員装着しておりました。
だいぶバイク用品店に電話したりしましたが、現地入手は不可能でした。
しかたなくホムセンやドンキの資材で自作。
これで多少ましになりましたが、かなーり微妙でした。
本当に必需品!!
(貼り付けるものですのでどのメーカーのものでもOKです)
ヘルメットにつけているのはキャップライト(ずれないようマジックテープで固定してます。)
これあるとものすご〜〜〜く便利です。だまされたと思ってツーリング・宗谷岬に持っていってみてください。
フェイスマスク
もう一つ顔まわりでは、顔まで防御できるマスクを用意しましょう。
装着率90%ほどだったと思います。
以上ヘッドギア関連。
以下人間の装備はについて
防寒の基本的な考え方
アウターレイヤー、ミッドレイヤー、ベースレ
を基本にワークマンやユニクロでそろえまし
今は電熱ジャケットの様なものも豊富にあると思うので、是非そちらも考慮されたらいいと思います。
まず、
アウターレイヤー
この層は一番外側で、冷気の遮断(防風)、防水、透湿という機能が重視されます。(=この機能があるものがハードシェル)
安価にハードシェル使えるものと言うと、一番にワークマンのイージスが思いつくかと思いますが、少し弱い気がした私はワークマンでもう少しレインコートで防水、防風性能のあるものの上下を購入。同行した友人はイージスProを使っておりました。
で、結果として十分に防風、防水性能は果たしたのですが、透湿性能が低くめっちゃムレます(笑)
本州だとそれですむかもしれませんが、北海道の場合そのままムレが凍ります(笑)
僕は、透湿機能の重要性を見落としておりました。
つまり、アウターが寒い外で振り回したバスタオルみたいに硬くなり、ふれると結構冷たい…。
なんとかワークマンで凌ぐこともできるかと思いますが、しっかり装備を詰めるならアウターのハードシェルはやはり防風×防水×透湿のゴアテックスが最強に思います。その後も重宝して使えますしね。。
次、私なら(多少がさつにあつかってももったいなくない)モンベルのストームクルーザー上下にこのタイミングで投資します。私は今はノースフェイス(13D:生地の厚さ)のものを使っていますが、モンベルは20Dなのでより極地の用途に向いていいると思います。ゴアテクスのもっと安いモデルでもよいかと。
北海道に参加した友人自分含めて4人のうち2人=50%がモンベルのゴアテックスハードシェルでした。
全くムレないとのことでかなり快適そうに見えうらやましく思いました。
ミッドレイヤー
この層は保温が重視されます。
私はユニクロのウルトラライトダウンとフリースをつかいました。
フードが付いていると首がつかれますが、宗谷岬に関しては寝るときにフードもかぶってねるのでフード付きがよいかと思います。(寝る時、頭冷えてガンガンするので)
ベースレイヤー
この層は汗を吸収し拡散させ肌をドライに保つ機能が重視されます。
私は、上下ともにユニクロのヒートテックを使用しました。
(ぼくはうすうす気づいていたのですが、肌に合わないのでもう使ってません。)
お金が有る方は、モンベルなどでメリノウール製ベースレイヤーをオススメします。
ヒートテックよりも断然いいです。汗かいたときに異常にあつくなったり冷えたりしません。
ブーツ
ワークマンに売っている
BB120 防寒アウトドアブーツを使用しました。(2300円)
ゴム素材で5cmほどまでは、水が浸水しません。もちろん風も。
多少ムレますが必要十分。
中にネオプレンの防寒インナーをかまして更に防寒性をup
テント
同行した友人が使っていて明確なオススメがあります。
モンベルのムーンライトなんかも有名ですが、圧倒的にスピードが速いです。毎日設営、撤収するので大きな差になります。
シュラフ(寝袋)
化繊のextreme-24℃
シュラフは同じ耐寒性能でもお金をかければ掛けるほど小型軽量化されて行きます。
化繊は流石に非常に大きく重くて邪魔でした。RVボックスの横に吊るして運搬
(オカンが入っているのでトリミングしましたw)
シュラフは重要装備かと思います。
モンベル参考 https://webshop.montbell.jp/goods/category.php?category=32
・今後もキャンプツーリングなど行ったり、長く使いたい場合
→モンベルダウンハガー(3~4万〜)
・今回だけ使い切りでなんとか快適に過ごせればOK
→ヤフオクなどで化繊の安いのを探す(3〜5000円前後あるはず)
・もしかしたら車内泊、防災でつかうかも、、
→コールマンEXTREME WHEATHER などの1.5流ブランド(7〜8000円)
エマージェンシーシート
もっていって地味によかったと思ったのがこれ。
(上画像)年始にキャンプしたところ(実は公衆トイレ)が一番寒くてー10℃位で
寒くて寝れなくなってしまいました。これを掛けるとポッと暖かくなり寒さを凌ぐことができました。
友人がモンベルダウンハガーの#2使って寒そうにしていたような。。。
緊急的な用途でも使えると思います。100均にも売ってるけど100均より安いという、、
調理機器、用具
僕はズボラなのでもっていかずに友人のものを借りました。
コーヒー飲んだり、料理したい人は人を当てにせずに自分できちんと持っていきましょう!(笑)
僕は途中から鍋の運搬係をさせられました。
椅子
みんな持っていっていかなかったんですが、現地で必要ということがわかり全員現地で購入しました。
できるかぎりコンパクトなものがよいと思います。
多分北海道で買った椅子コレな気がします。
ヘッドライト
大光量のものに限ります。他にも簡易的なものもありますが、
きちんと頭にとりつけられて自分の向いている方向を照らせるものにしましょう。
テントの設営、飯、整備、毎日利用するものです。
私がツーリング、アウトドアなどで利用しているのはこれ。
以上!
(抜けているところが有る気がしますので、思い出し次第追記します。)
Comments
はじめまして、年越し宗谷で検索して貴殿のブログを拝見いたしました。
とても親切にまとめられていて、参考にさせていただいております。
現在2018~2019のアタックを目指してKLX250を購入し準備を進めております。
ぶしつけな質問ではありますが、フェリーまでの走行にスパイクタイヤで高速道路は走れるものなのでしょうか?
兵庫県南部在住ですので舞鶴まで約100KMの走行予定です。
オフ車は今年の夏に函岳に行った程度でコースなんかも走ったことの無いド素人です。
お時間がありましたらご教授下さい。
コメントありがとうございます!私は高速道路にて神戸市から舞鶴までスパイクタイヤ走行しました。あまり速度を上げすぎるとピンが抜けてしまう場合があるようですが私の場合はほぼ問題ありませんでした。滑りやすいですが、いつも以上に安全面への配慮と出港までの時間的余裕があれば案ずることはありません。オフロードの技術があることに越したことはありませんので、お時間があればできるだけ林道やコースなどで練習走行してみることをオススメします、数ヶ月でだいぶ技術が身につきます。冬の北海道には想像を遥かに絶する景色と体験が待ち受けています、多少お金がかかってもぜひ安全第一でご準備のうえ、すばらしい旅になることをお祈りしております。なにかあればまたコメントくださいませ!
2018年度の年越しに向けて準備を進めているものです
大変参考になりました
概ね装備は揃ってき
これからタイヤ(VE33 、35)に10mm長のチップピンを装着しようという段階です
是非ご教授いただきたいのですが
自作された際、ピンの頭はどれほどの出しましたか?
また、結果どれぐらい減った
次やるなら何mmでやろうと思うなど教えていただければ非常にありがたいです。
よろしくお願いします
コメントありがとうございます。センターではシャンク部が1-2mmほど、サイド部分では2−3mmほど突出するように作成しました。減りは思ったよりも少なく、特にフロントはほとんど減りませんでした、リアに関してもピン抜けは数本ありましたが、多少手直しすればもう1シーズンは年越しツーリングいけるかも。と思った記憶があります。もし次に行くなら安全をとって同じようなセッティングにするか、雪道、氷結路を走ることの楽しみそのものに焦点をあててベースタイヤ含めて多少攻めたセッテングのどちらかを選択します。VEは多少減りが気になりますがとてもよい選択肢ではないでしょうか。ぜひ安全と防寒に気をつけ最高の旅路を楽しんでください…!
大変参考になりました。ありがとうございます。
とりあえず可能な限り準備して、あとは行って試して確かめます。
ダメならダメで死なない内に撤退し生還を目標の気持ちで挑むとします。
こちらのコメントには返信は結構です。
私も年末行きます。年越しに間に合うか??そこで質問、北海道で高速を使いたいのですが、大丈夫でしょうか??私的には一般道より整備されていて走り易いような??気がします。ただ四輪が速くて怖そう??どうでしょうか??
ゆめ乗りさん コメントありがとうございます。一般道よりは整備がされているかとおもいます。道を問わず四輪はかなり早いので視界が悪いときは自分の存在を知らせる安全灯をつかうなど留意したほうがよいです。カブと同行していたこともあり北海道では高速は一切使わなかったので十分な回答ができずすみません…。そろそろ出発でしょうか?安全第一で楽しんでくださいませ!
はじめまして。去年の記事に失礼します。
2019〜2020の年越し宗谷に初挑戦するつもりです。
他の方も質問されていましたが、スピードを出さなければ案外スパイクでの高速走行は大丈夫なんですね…
ピン抜けなどが怖いので、フェリーターミナルで変えようと思っていました。
質問が複数ございまして…
1.年越し宗谷に向けて最低限取得すべきスキルはやはりタイヤ交換のスキルでしょうか?
2.私はジェベルに乗っているのですが、キャブなのでアイシング対策が必須です。
主様のバイクはFIなので特段大丈夫だと思いますが、バイクの寒さ対策でこれやるといいよ!とかあったらご教示願えますか。
3.ウェアについてですが、プロテクターなどは装着されましたか?
よろしくお願いします。
こんばんは!〜100km程度の高速走行は大丈夫でしたよ!フェリーターミナルで変える必要はないです。ピン抜けが気になるなら本文中にも書きましたがゴムシーラー使うことがなかなか効果的だと感じます。
1,タイヤ交換は出来た方がいいです。パンクしなければいいのですがトラブル対応能力としてタイヤ交換くらいはできる総合的な整備スキルはあった方がいいです。
2,実はアイシング対策はカブのような小型キャブの方がシビアと聞いております。(流速が早く冷えやすい)同行の友人は断熱シートのようなものをうまくエンジン側の放熱を取り込めるように巻いておりましたがたまにアイシングの症状が出ていたと記憶しております。あとはホッカイロはったりしてました笑 あとはしっかり水抜きをしておくことでしょうか。
3,私はニープロテクターを装着しておりました。他のメンバーは特につけておりませんでした。服を着込むとプロテクター分かなりかさばったのでいまとなっては不要だったかな。と感じます。
では、最高の旅を★
(僕は旅好きで国内海外問わずいろいろな場所にいきましたが、この経験を超える旅はなかなかありません。)