こんにちは
世の中には軽自動車は軽だから(!?)、という謎理論で軽自動車=ガソリン車に軽油を誤給油してしまうようなトンデモな人間が居るようです。
世の中にそんな人間がいるなんてほんとうに信じられませんね。
では、今日の本題。
誤ってガソリン車に軽油を給油してしまった話
実は私、ガソリン車に軽油を誤って給油して走行してしまったことが有ります。(笑)
その際対応、車への影響、経緯などをまとめたいと思います。
経緯 海外でレンタカーしたときの話
とある夏の話、、、僕はフランスのニースで車をレンタルしてモナコまでドライブを楽しんでいました。
ニースからモナコは1時間も有れば行けてしまい断崖絶壁のくねくね道とぬけるような紺碧!青い海、白い雲と美しい街並み!で著名なドライブコースなのです。
私はカワイイ車(FIAT500)を借りて、かっこよくサングラスを掛け南仏の風と太陽、水着のネェチャンを横目に丸一日ドライブを楽しみました。
レンタカーなので返却の前にガソリンを満タンにしておく必要が有ります。
セルフのガソリンスタンドに行って給油作業をしていると、当たり前なんですがフランス語で全然読めません。どうやらガソリンは4種類あって、
左から、よくわからん緑色×2,GAZOLE,disel
丸一日運転して疲れました。なんとなくポケェーっとしていた状態で
周りを見渡すとみんな黄色のノズルで給油しています。
お。フランス語でガソリンはGAZOLEっていうんだー!と迷うこともなくノズルを手に
グッ、ガコッ、ウィ~~~~ン(勢いよく給油する音)
給油をし終わって、代金を支払います。
車に戻っているときに、緑色のノズルで給油している人が目にとまり、何か嫌な予感がしました。
あれ、僕がさっき給油したのは本当にガソリンだろうかと。。。。
急いで店員さんに戻って話を聞いてみると
「Is this ガソリン?」
”No.君が給油したのは、ガソリンじゃなよ。”
あ。やばい、やらかしたw
恐る恐る給油スタンドに戻り、落ち着いてノズルの表記を見てみます。
どうやら緑色のノズルがガソリンのようで、数字はオクタン価を表しています。
黄色が軽油、黒はちょっといい軽油?ということが分かりました。
僕は「終わった」と思いました。異国の地でガソリン車に軽油を誤給油してしまい一体どうなるんだ。と
というか!なんでガソリンがGazoleじゃねぇんだ。文字面的に絶対そうだろ!怒
…とりあえず、店員のイケメン兄さんに泣きついてみます。
誤ってレシートを見せてコレをあいつ(つぶらなひとみでこちらを見つめるFIAT500ちゃんを指差し)に誤って入れてしまった。どうしようと、、、、
ガソスタの店員さんの反応
”ちょっと見せて、どのくらい給油したの?きみの車は?”
「5.16㍑(※記憶)、アレ」
”モウマンタイ”
え?もう一回行って?
”No Problem”
フランス語からなんとなく意訳するとこのくらいなら薄まるから問題ない。とのこと(マジカヨ)
「走ってもいいの?今ここで抜いたりできる?」
”モウマンタイ”
「…。」
とりあえずもうすぐの、車を借りたところに行くことにします。
エンジンは普通にかかり、何事もなかったかのように走り出します。
そして特に何事もなくレンタカー屋に到着。エンジンフィールも良好です
エンジンをかけていた時間は10分ほど
レンタカー屋の反応
返却の受付対応してくれた人に、
おそるおそる誤ってコレを給油してしまった。ガソスタの兄ちゃんは問題ないっていっていたから来たんだけど、、、と伝えると
「OK」
は?w
「なにかやることある?」
「ない。」
やぶから棒なのでそれ以上突っ込まずにそそくさと退散しました。
後日談
実は、レンタカーを借りるとときに全免責の(高めの)保険に入っており
また予めガソリン代全額分60€くらい?をデポジットとしてクレジットカードで支払っておりました。
なので、最悪でデポジット全額と、入れ替え工賃くらいは請求されるかなと
が。しかし、後日デポジットのガソリン代も戻ってきておりました。
レンタカー屋さんからすると、誤給油されることに慣れているのか、本当にガソスタの兄ちゃんがいうように大した問題ではないのか、ただ大雑把なだけか、次に借りた人が調子の悪いフィアットを借りることになったのかは分かりまん。
正しい対応、実体験のまとめ
とはいえ、いろいろと心配になって調べてみました。
ガソリン車に軽油を入れても一割〜二割前後なら致命的にならない。
借りた車のタンク容量は35㍑、誤給油したのは約5㍑=14%ほど しかもハイオク指定
実際にふつうに走行できてました。(ここまで私の実体験)
ネット上の経験やヤフー知恵遅れのコメントを見ていると、ガソリン車に軽油が多少まざってしまうことは、実はそこまで致命的ではなく、1割程度なら、気付かない人も多いようです。(粗悪なガソリンといわれているものの正体がこれ)今、普通に始動ができ動いているのならそのままガソリンを継ぎ足して薄めれば問題ないとの意見もありました。(これはネットで調べた情報)
※逆に、ディーゼル車にガソリンはアウトです。
とはいえ、やはり、1割程度でも気持ちわるいですし、私自身が在る期間、自分の車で試験をしたわけでもありません。
一番確実な対応は、燃料タンクから軽油とガソリンがまざったものを抜くこと。
ガソスタで気づいた場合はその場所で対応してくれると思います。
海外での給油は気をつけよう。(笑)
私はこれから、セルフしかないような場所でもいちいち店員に確認しようと思いました。
以上。
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