令和にCanonフルサイズ一眼レフ5D Mark 2と6Dの中古で迷って5Dを購入した理由。

Digital

デジタル↔フィルムをシームレスにつなぐマウントとしてEマウント、Mマウントに引き続きEFマウントを「増設」しました。(Welcome to Numa no Oku…)

 

もう少し正確に言うと、フィルムのボディとしてEOS 7を入手して激安50mmの単焦点レンズを購入したら、デジタルの”一眼レフ機”で使いたくなったというのが正しいです。

 

単純にデジタルで使いたいならメインのα7iiiにマウントアダプタでも良いのですが、官能性を求めレフ機を使いたくなったのです。つまり100%趣味用途。 ですが、趣味というほど高尚に作品撮りをしたりメインで使うわけではないので「おもちゃ」という表現が一番しっくりきます。

 

2020年3月現時点でも十分実用的な5D Mark2と6Dを迷いに迷ったった挙げ句、私は価格重視で5Dmark2を購入しました。

今日はその意思決定のプロセス、なぜ私が今更5Dmark2を購入するに至ったかについて記載します。

【ラインナップ】Canonフルサイズ一眼レフ 5Dと6D。 「おもちゃ」なら「5DMark2」か「6D初代」が狙い目

APS-Cフォーマットがあまり好きではないのと、35mmフィルム↔デジタルでのレンズシームレス化が希望なので、候補に上がったのはCanonEFマウントのフルサイズボディ。つまり5Dか6Dと1Dとなります。1D系は持ち運びに適さないので今回は除外してます。5Dはプロ機、6Dはフルサイズの汎用機というイメージがあります。

 

ここからの議論の大前提として、私はSONYのα7iiiをメインとして使用しており、Canonの一眼レフは撮影フィーリングを楽しむためにサブ機≒おもちゃとして購入を検討しております。

 

現在のCanon 5D,6Dの歴代ラインナップは以下です。

【5Dは第4世代】 5D初代はスペック不足、5DMark3は値段が高い、5DMark2がバランスが良い。

5D初代はスペック不足、5DMark3は値段が高い、5DMark2がバランスが良い。

 

5Dは現在4世代まで出ております。5DMark3は2020年3月の現在でもプロの方がメインでバリバリ使用している現行機です。そのため価格が中古でも8万円〜とお手軽に手がでる価格ではありません。一方5D(初代)は2万円程度で入手できる場合もあるようですが、設計が明らかに古すぎて、現代水準の快適な撮影は難しいと思います。具体的には液晶、センサーのISO感度の上限が1600だったり動作速度の遅さ。ここで「おもちゃ」として大本命なのが5DMark2です。私は「流石にMark2も時代遅れなのでは?」という認識を持っていましたが、友人とフォトウォークした時に5DMark2を借りてつかってみると非常に楽しく、動作や操作性も問題無し、また出てくる絵も古さを感じさせず全く問題がないものでした。実際に購入してみると5DMark2はスペック的にも、まだまだ通用するし、余計な機能がついていない分シンプルで好印象です

 

●5D(初代)  2005年8月発売  中古相場価格*(2.5万円〜) 

●5DMark2  2008年11月発売  中古相場価格*(3.5万円〜) 

●5DMark3  2012年3月発売  中古相場価格*(8.5万円〜) 

●5DMark4  2016年9月発売  中古相場価格*(17万円〜)

 

*当方が購入にあたり2020年2月に独自に調査した目安です。

【6Dは2世代】 6D初代がバランスがよい。

6Dは2世代まで出ております。6DMark2は現行機種でまだ値段も下がっておりません。

そもそも6D(初代)が現在でもバリバリ現役の5Dmark3の後に発売された廉価モデルということもあり、今現在でも古さを感じません。メイン機としてなら6DMark2がよいでしょうが、サブ機やおもちゃ用途ならば6Dで十分すぎます。

 

●6D(初代) 2012年11月発売  中古相場価格* (5万円〜)

●6DMark2 2017年8月発売  中古相場価格*(9.5万円〜)

 

*当方が購入にあたり2020年2月に独自に調査した目安です。

 

上記から私のような用途で「おもちゃ」として使うなら「5DMark2」か「6D」が狙い目と思います。

【比較】5DMark2と6D(初代) 利便性なら6D(初代),価格なら5Dmark2

5Dはプロ機としてのハイエンドハイスペックなイメージが強いです。しかし、5Dmark2と6D初代をきちんと比べてみると、スペックや操作性、軽さなどはトータルで6D(初代)が優れているといえると思います。一方で、5Dは中古相場価格が安い。

 

6D(初代)の比較メリットとしては
・絵作り、AF(測距点11ポイント)に関しては5Dmark3世代の水準が期待できる。
・常用ISO感度が高い
・SDカード採用のためのため新しくCFを用意する必要がない。
・無線LAN機能内蔵で写真の転送が可能
・130g軽量

5Dmark2の比較メリットとしては (あまり有りませんが笑

・余分な機能がついておらず撮影に集中できる。
・シャッターフィーリングが良い。
・憧れの5Dを使える。
1〜1.5万円安い

 

中古品価格 

5Dmark2 3.5万円前後 810g(本体のみ)

6D(初代)  5.0万円前後 680g(本体のみ)

 

どちらも写真を撮るという機能的には、十分すぎるので私は価格の安い5DMark2を入手しました。実際私が撮影するところISO感度3200程度になるとすこしノイズが気になるかな、程度で他は全く違和感なくかなり楽しく使えております。人によっては5DMark2と6D初代なら6D初代が良いという意見の人が多いと思います。しかし、私は、サブ機や一眼レフの官能性を求めたおもちゃとして考える場合、価格が安く、ずっしりと堅牢性のあるボディに響くシャッターフィーリングが愉しい5Dmark2を心からおすすめします。

 

購入方法にコツあり フリマはちょっと高いので、ネットの中古販売がおすすめ

価格調査をして気がついたのですが、5Dや6Dのような発売から年月がたち数も出ているボディは

フリマアプリを徘徊して購入するよりも、Amazonのマーケットプレイスや、楽天市場などのネット中古販売業者のほうが相場がこなれて安い傾向が強いということです。

 

5Dや6Dは数が出ており、販売年数も長いです。そのためネット中古販売業者の取り扱いの「品数」と「累計回数」が多くなっています。
結果として、様々な状態のうちの一つの個体として冷静に相対的機械的に検品、値付けされた上で、薄利多売の商品として売りに出されている傾向が強く、コンディションと価格のブレが少ないと思われます。

 

一方、フリマでは主観的な値付けが多く、状態のわりに5000~10000円ほど割高な相場が形成されている感覚を持ちました。

 

 

私はシャッター回数6000回でどこからどう見ても超美品ですが、ボディの一部に些細な傷がある個体を、「難ありC級品」として>>カメラのナニワ楽天市場店で35,000円で入手できました。

 

 

おそらくフリマに出品されていたら「美品!シャッター回数6,000回」として+1〜2万ほどで販売されていたでしょう。

5D、6Dの購入には中古カメラを扱うネットショップでの購入がおすすめです。遠方でも電話をすれば懇切丁寧に状態について回答していただけましたし、商品数が多くあるので必ずや気にいる個体が見つかるでしょう。

まとめ ミラーレスのサブにキャノンフルサイズ一眼レフを買うなら5D Mark 2がおすすめ

私と同じようにミラーレス機ソニーα7等をメインで使用している。

さらにシャッターフィーリング、OVF、撮影時の官能性などフルサイズ一眼レフの愉しさを求めてサブ機を探している方には、5DMark2を強くおすすめします!

理由は
・プロ機としてフィーリングの素晴らしさ
・令和の現代でも全く問題なく通用するスペック
・価格の安さ及び玉数の多さによる入手製の良さ

 

ボディ5Dmark2+撒き餌レンズEF50mm F1.8 STM とCFカードをあわせても、5万円を切る価格でプロ一眼レフ機で遊べますよ!!! 普段ミラーレスばっかり使っていると一眼レフはめっちゃ楽しいです!

 

 

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