こんにちは、今日は久しぶりに「ライフハック」ネタです。
この記事のベネフィット:
読んでいただくと、人により年間で30,000円程度の節約が期待できると思います。
この記事の対象:
「経済的合理的な行動」を追求しながらも、五感による「人間的感覚」を大切にしたいと考える方向けです。
僕がこの記事で伝えたいことはタイトルのままですが、
「もうペットボトルの水を買うことはやめませんか?」
煽ったタイトルにすると、
「まだペットボトル買って浪費してるの…?」です(笑)
僕は、ここ半年くらい水道水を飲んでいます。
ペットボトルの水より水道水のほうが安全基準が高い。
この知識を仕入れたのは僕が好きだった某ラジオ。
パーソナリティで法政大学生命科学部教授「左巻 健男」氏が出演した回がありました。
そのなかで氏が放った衝撃の言葉、
「コンビニに売っている水よりも水道水の方が安全基準が厳格、一方、ミネラルウォーターは食品衛生法で「清涼飲料水」に分類され基準がゆるい」
というもの、なんとなく水道水に不衛生な印象をもっていて、生でそのまま飲むのは良くないという思いのもと、
ミネラルウォーターを購入していた私には衝撃的でした。
で、氏の著書を購入して読んでみました。
・ミネラルウォーターと呼ばれるものは、農林水産省のガイドライン(1990年)により以下に分類される
①ナチュラルウォーター
②ナチュラルミネラルウォーター
③ミネラルウォーター
④ボトルドウォーター
上記より、飲用できる水はペットボトルに詰めさえすれば「ミネラルウォーター」として販売できる
実際のところ、ほとんどの市販のミネラルウォーターは東京、大阪などの水道水よりミネラル分が少ないので「パック水」と呼ぶのがふさわしい(笑)
・ミネラルウォーターの品質管理はメーカーに委ねられている。
・ミネラルウォーターも水道水同様の品質基準が設けられるべき。
詳しくは著書を読んで頂ければと思いますが、ミネラルウォーター、ガバガバやんけ!笑
飲料水メーカーの頭のいい人たちのマーケティングにまんまとやられてしまっていたと気づいたのでした。
(一昔前ってコンビニに水なんてほとんど売っていなかったですよね?)
で、極めつけの事実がこちら。
ペットボトルの水は水道水の1000倍高い
実際に計算して見ましょう。
●東京都の場合およそ1リットルあたり0.24円が指標となります。
出典)東京都水道局平成24年度生活用水実態調査をもとに算出 https://www.waterworks.metro.tokyo.jp/faq/qa-11.html
●一般的なコンビニに売られている500mlのミネラルウォーターの価格を100円(=1リットル200円)とすると
200÷0.24≒833
なんとこの場合のコスト差は833倍!
ミネラルウォーターは税込みで120円以上も近年多いのでざっくりいうと1000倍近いコスト差が存在します。
上述したように水道水の方が安全基準が高くありながらこのコスト差が存在することを知った私はかなり驚愕しました!
超高級レストランに言ってタップウォーター(水道水)を注文することも少し違和感ありますし、
嗜好品やとして水の味、風味の違いを俗にいうプレミアムを楽しむというシーンも存在するかもしれません。
しかし日常生活用水として生きるために、生体活動を維持するために飲む水としてプレミアムを求める人は少ないのでは無いでしょうか。
少なくともぼくは求めません。
さらに、
<現実的 年間コスト試算>
成人は毎日2〜2.5リットル(体重の重いかたはもっと)の水を必要とすると言われております。
●2リットル¥100(コンビニ等の最安値)の水を365日毎日購入した場合
※これは僕の場合ですが、毎日会社で500mlペットボトルの水やお茶を複数本飲み、家で2リットルのペットボトルから水を使うパターンが多かったので現実的には平均一日300円前後かかっていたと思います。
この場合一年で730リットル、¥36,500の計算になります。
●これを水道水で賄った場合
730リットル×0.24(¥/リットル)=175円
試算年間コスト差 36,325円。
つまり水道水を飲むように合理的な行動を選択すれば、たまにペットボトルの水を購入しても年間で30,000円ほど節約できるということです。
この30,000円があれば、非日常の生活を演出するような大抵のプレミアムな体験はできるのでは。
実生活への「実践と応用」
ここからは得た知識を私がどのように実生活に活かしているかに、つまり応用と実践についてまとめます。
・家では水道水をそのままガブガブ飲みましょう。
・会社などには水をくんでタンブラーに入れて行きましょう。
ペットボトルの水は災害に備えて2㍑×12本分だけをロフトや物置に常備しておけばいいのです。。
で、実際に僕はここ半年くらいこの水道水を飲む。という生活を上に記したままやり続けました。
やってみて(当たり前に)まったく問題は無いのですが、味の面でいうと正直いって満足感は低め…
ジワーっとしたなんというか靴下を逆に履いてしまったような感覚が有ったのです。
つまり、これもまた世の常だと思うのですが、
合理的な選択の影に、不合理な事実が存在するということです。
自分なりの”工夫” 「三菱ケミカル クリンスイ CB013」
現代社会に産まれた僕たちは「テクノロジー」と「知識」、そしてこのふたつへのアクセスを可能にする「インターネット」のおかげで、
合理と不合理をあわせて乗り越えていくことができる恵まれた時代に生きているのです。
ここで伝えたいのは、僕が「知識」を学び「実践と応用」を経て、もう一捻り加えた自分なりの「工夫」です。
時は2018年。Amaz●nという四角いジャングルの中で迷える僕が出会った救世主は、
「蛇口型浄水器」でした。
何を隠そう、これが快適な「水道水で年間30,000円節約生活」を組み上げるための、
鍵となる中枢のアイテムです。
蛇口に取り付けるだけ(女性でも1分で簡単につけられます。)
一番左が、カートリッジで濾過された浄水なのですが、
此れを飲んで見ると「!!!!!」びっくりするくらい水道水特有の「あの青っぽい感じ」が消えています。
<商品に関して>
・900㍑=500mlペットボトル1800本分を濾過可能
・本体価格 ¥1,709 (注:2018/06/30時点のAmazonでの新品価格です)
・シャワーがコップを洗ったり、食器をあらうのに想像以上に便利
・その他にも同等品が存在しているが、最もシンプルな外観でコンパクトな製品を選んだ。
・カップ麺、コーヒー、が劇的にうまくなった!
・水道をひねってガブガブ飲める水が!出る!この便利さ!!!
日本の三大名水といえば江戸時代に徳川将軍家に仕えた林羅山が記した有馬(兵庫)、草津(群馬)、下呂(岐阜)が有名ですが、
この東京という四角い砂漠においても、現代的なテクノロジーを駆使して浄化された水を手に入れることができるのです(!)
ここまで、読んでくださりありがとうございました。
わざわざ時間を割いて頂いた方の生活が少しでも豊かになれば嬉しいと思います
最後に、僕のメッセージをまとめます
「ペットボトルをすてよ、水道水を飲もう。」
Comments
同意見で、とても嬉しいです。30年の前ですが、私は水質に興味があって、いくらか本を読んだのですが、それ以来、私は日本の水道の質の高さにとても敬意があります。当時の本では、ミネラルウォーターは水道水の2000倍の値段というデータでした。
水の味は、温度が大きく左右するので、サーバーに入れて冷やして飲んでいます。浄水器は使ってません。