WR250Rはイマイチだ。というインプレをブッた切ろうと思う。

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こんにちは。

今回は僕が過去に乗っていたWR250Rについて、ひとつ個人的な見解を書きたいと思います。

YAMAHA WR250R

このバイクは10年前、2007年に発売された俗にトレールというジャンルに属するバイクです。

トレールバイクの完全な定義は難しいがオフロードバイクの形をしているが、競技車両(レーサー)ではないものと認識していればよいと思う。

 

このバイクは、世間では一般的にハイペックでトレールの中では頭のひとつ抜けた存在という認識があるようだ。

 

しかし、中にはWR250Rは、レーサーとくらべてああだこうだ、ダメだ、イマイチだ。という評価やレビュー、インプレがある。

 

私が一刀両断しよう。

イマイチなのは

①君の腕、もしくは
②バイクに対する知識や考え方という向き合い方

そのどちらかだ。

 

まず

①君の腕について

トレールなので最低限のモディファイは必要になるし、苦手な場面もあるが、オフロードバイクとしては非常に高い性能と能力を備えている。

2007年ISDEの鈴木健二さんの活躍はもちろん、youtubeの上手い人(bubba3ldさんなど)の動画を見ても明らかだろう。

たしかにWR250Rはレーサーと比べて重いバイクである、僕も何度転倒したバイクを吐きそうになりながら引き起こしたかわからない。

しかし高出力絶品エンジンを中心に、マスの集中 できるだけ重心に重いものを近づける設計思想のこと これにより重心を円心とした前後のピッチング性能が高められている) が図られ十分な運動性能を有している。

その運動性能に感動するのではなく、重さに捕らわれ転倒を繰り返したり、バランスがわるくうまく走れないバイクだというのなら、

それはつまりあなたに、

バイクを脚でガブッとつかんで身体でコントロールする身体能力と技量がないだけ。

野球に例えると、身体が負けてるか、ボールの芯にあてられていないという状態。

バイクのせいにするな。

 

次に

バイクに対する知識や考え方という向き合い方

 

これはメーカーのものづくり、というよりも、モノや機械の成り立ちや設計について洞察ができるか?ということだ。

まず、メーカーのものづくりににおいて、競技車両か競技車両以外かという区別には天と地ほど差が存在している。

この認識を持つと、WR250Rがレーサーとくらべて劣るのは事実だが、とてもイマイチだとか微妙とは決して言えない理由が見えてくる。

(ぶっちゃけ競技車両のWR250FやYZ125Xなどのレーサーと比較しても、どっちが早く走れるか?と言われるとわからないシーンもあります。もちろん絶対レーサーのほうが早いシーンが多く有ります。)

 

数百、数千の部品から構成される車には、一つひとつの部品の全てに意味や作り手の意図が含まれている。

そしてそこには必ず、ユーザーにできるだけ安価で届けるための“割り切り”が存在する。なぜなら、価格はユーザーにとって重要すぎる要素であるから。

(意味や意図を考えられていないのは中華メーカー、割り切りすぎなのは…いいません笑)

またトレールバイクには大きな“制約”がある。

それは主に以下を十分に満たすこと。

・距離に対する耐久性能
・日本の公道を走るための性能や能力

これらの“割り切り”、”制約”は、基本的に“高性能化”トレードオフの関係にあるが、ヤマハという企業、とくにこのWR250Rはその折り合いや設定のつけ方が絶妙。
さらに言うとトレードオフの妥協点を技術やノウハウ、創意工夫ででうまくまとめ込んでを突破しまうのが抜群に上手いとおもう。エンジンに関しては高性能✕高耐久というチート状態。

具体的にいうと以下のような状態が実現してしまっている。

コンビニ買い物からとことこ林道散策やツーリング、高速弾丸走行、もちろんオフロード練習でガンガン走り込みOK、技術能力さえ身につければレースでもバリバリ戦える。はてにはラリーも出れる。そしてエンジンはひたすら頑丈でオイル交換のみのほぼノーメンテ数万キロ。

まとめ

上記を踏まえるとWR250Rがとてもイマイチだとか微妙という言葉の対象となるバイクだとは到底思わない。

使い方を選べばいい。

もし言っているひとがいたら聞いてみよう。どこが○○ですか?と。
そうすればその人のバイク、オフロードというスポーツに対する考え方がわかるはずだ。

私はWR250Rは名車だと断言する。オフロードスポーツのこと、バイクのこと、ユーザーのことをわかっているセンスのいい人間が作りあげた、完成度はもはや異次元の素晴らしい車でしかありえない。

 

以上

 

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