アムステルダムのCAFEと東インド会社。そしてケープタウン。

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AMSTERDAMでお気に入りのカフェを訪れた。

ここで飲むコーヒーが本当にオイシイのだ。。。

 

何を隠そうコーヒーをヨーロッパにひろく伝えるきっかけとなった地が、ここアムステルダム。

 

アムステルダムは世界初の株式会社として有名な「オランダ東インド会社」が存在した都市だ。

彼らはモカからコーヒー豆を輸入しヨーロッパ各地に伝え大きな利益を得た。

その輸入商売を軌道に乗せた後、さらに、コーヒーベルトに位置する植民地インドネシアでのコーヒー栽培事業へと大きく踏み出した。

 

アムステルダムはコーヒー文化を主導した都市と言っても過言ではなく、長い歴史、文化があり、現代においてもレベルが非常に高い。

 

そんな本場とも言えるアムステルダムのOUD-WESTにあるロースタリーカフェが「Lot Sixty One」

※ロースタリーカフェ(Roastary Cafe)とは自家焙煎を行うカフェのこと

この店はなんというかセンスが非常によい。

センスのイイ若者とバリスタさんが集まっている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここのコーヒーを飲んでいると、ふと、もの思いにふけってしまう。

僕が生まれる遥か前に、おそらく僕と同じような好奇心をもった人間の話だ。

 

ー未明ー

遥か昔に偉大なるバックパッカーがいた。その名を「マルコ=ポーロ」

彼はその未開の地への旅を記した本を残した。「東方見聞録」という。

現代で言うならばブログだろう。彼の文章、ブログはヨーロッパ人をまだ見ぬアジアへの情景を掻き立てた。

”遥か東に全てが黄金で出来た国。ジパングがあるのだという…!!!”

 

ー夜明ぜよ!ー

未知なる地を目指す旅がはじまろうとしていた。命を賭してまだ見ぬ世界を目指す。

バスコ・ダ・ガマという冒険家は南アフリカの先の喜望峰を経由し、インドに向かう航路を開拓した。

これは、それまでヨーロッパとアジアの間で、中近東のムスリム系の商人が香辛料で手数料中抜きでボロ儲けしまくっていたのを「ぶち抜き」して香辛料の産地アジアにアクセスできる画期的な航路の発見だった。

ヨーロッパとアジアがダイレクトに繋がったのだ!大事件!

不可逆的に世界は加速する。

 

ー帆を張れ!ー

そう、世はまさに大航海時代…!

不屈の精神、強靭な肉体、航海の技能。そして「幸運」に恵まれれば、たとえ層民であっても一夜にして王侯、貴族に匹敵する富と名声を成すことができる。
このまるでRPGのゲームようなチャンスが人々の冒険心を煽り、我先にと大海原へ駆け出していく。ワクワクが止まらない。

そののち、オランダ東インド会社がインドへの航路の補給基地として喜望峰のふもとに整備したのが、今は世界で1番人気の観光地と名高いケープタウンだ。

ケープタウンから移動して来た私にとって、このアムステルダムでのむ一杯は、まるで近世の幕開け、香辛料貿易、東インド会社の航路・歴史をたどるような

冒険と興奮の香りがするなんとも味わいの深い一杯だった。

 

 

>>Lot Sixty One
Kinkerstraat 112, 1053 ED Amsterdam
http://lotsixtyonecoffee.com

 

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