SONY α7IIIにUHS-2のSDカードは不要。と思う理由

 

SONYのα7III,α7RIIIのSDカードスロットル1はUHS-2に対応している。

 

というのはおそらくα7を購入するような方はなんとなく認識している、目にしたことがある知識だろう。

そしていざαを入手して写真を撮ろうとおもってSDカードを買わなきゃ。と思ったときに困ってしまう。

 

「あれ、、、UHS-2対応っていうの買ったほうがよいのかな?わからない。。。。」

 

実際にα7IIIを2台体制でバリバリ使ってみた僕の結論は

 

「一般的なユーザーにUHS-2対応のSDカードは不要である。UHS-1の上位モデルでOK」

 

ということだ。

しかし、一部必要と思われる用途も見えてきたので、本エントリにまとめたい。

 

 

 

 

そもそもUHS-2とは

超高速な読み出し、書き込み速度を持っている新規格

 

UHS は Ultra High Speed の略で、SDHC と SDXC に対応したデータ転送インターフェースの規格。SDHC と SDXC は、従来の SDカードを大容量化したメモリーカードで、主に高性能なデジタルカメラやデジタルビデオカメラの記録メディアとして使われている。

デジタルカメラが高解像度になって、1枚1枚のデータ容量が増えて、それを記録するメモリーカードも大容量になってきた。これに伴って、読み書き速度を高速化することが求められてきた。

たとえば、高性能なデジタル一眼レフカメラの中には連写機能が高い機種がある。しかし同時に、データの書き込み速度を上げないと記録が間に合わなくなる。また、デジタルビデオカメラで HD画質の動画を撮るときも書き込みスピードが速くないと記録が間に合わない。

そのために定義されたのが UHS で、実際には UHS-I とUHS-II の 2種類がある。

UHS-I は従来の SDカードの 4倍のクロック周波数でデータ転送を行い、最高 104MB/秒で書き込むことができる。この数字を取って、UHS 104 と呼ばれることもある。UHS-II は、312MB/秒まで高速化することが規格化されている。

ただし、こうした転送速度を実現するには、カード側と機器側の両方が UHS に対応している必要がある。どちらか一方でも対応していないと、従来の転送速度になる。

また、UHS の書き込み速度は理論値で、実際の転送速度を保証するものではない。そのため、実際に保証される速度を示す UHSスピードクラスという規格が作られている。

出典 https://www.nttpc.co.jp/yougo/UHS-II.html

カメラの動作に関わってくるのは書き込み速度

 

SDカードにはいろいろな規格≒マークがあるのでわかりにくいと思う。

またSDカード自体が進化しており、過去のクラス10だとかの規格がほとんど意味をもたなくなってきているように感じる。

 

一番重視して確認すべきなのは「書き込み速度」

 

・これは撮ったデータをSDカードに書き込むときの速度である。

・この速度が遅いと渋滞が起こりカメラの操作ができなくなってしまったりする。

・読み出し速度は、PCにデータを読み出す時のスピードで撮影にはほぼ関係が無い。

 

必要とされる書き込み速度を確認するために実質有効な規格はない※ので、都度スペックを確認する必要あり。

標準クラスのSDカードだと、記載がない場合があるので要注意 そのカードはたいてい遅い。

 

※UHSのU3(最低書き込み速度30MB/S)という規格があるが、これだけではスペック的に弱い。とくにRAW撮影時。

 

私が、当サイトにてオススメしているSDカードとスロットの組み合わせは以下

 

SLOT1(RAW) SanDisk サンディスク Extreme Pro 90MB/S

SLOT2(Jpeg) SanDisk サンディスク Extreme 40MB/S

 

参考記事

α7iii/α7RiiiのSDカード2枚、ダブルスロットの超実用的な使い方について

 

一般的な用途の場合、α7IIIにUHS-2は必要ない

 

実際に私はUHS-1対応の90MB/Sの転送速度をもつSanDisk サンディスク Extreme Proを購入し、おそらくすでに連射を含む数万枚の撮影を行ってみたが、不満に感じるシーンはほぼ(いやまったくといってよいほど)無かった。

 

よって僕の提案と意見はこうだ。

 

提案 「一般的な用途の方はUHS-1の上位モデルを購入しよう」

 

・必要十分な書き込み速度を有している。

・安易な高速連射は上達を妨げるので避けたほうが良い

・UHS-2のSDカードのコストは3〜4倍以上となるが、ほぼメリットを享受できるシーンがない。

・3000円代で64GBが購入できるのでコストパフォーマンスが抜群

 

UHS-1の上位モデルとして私のオススメはSandisk Extreme Pro

(参考記事)ソニーα7にオススメのSDカードは『SanDisk サンディスク Extreme Pro』

 

UHS-2の必要な方、対応SDカードを買っても良い方

 

・かなり連射する MID以上、HI/HI+などの高速連射

・スポーツ撮影など連射しっぱなしの撮影がメイン

・SDカードに1万円近くかけられるお金持ちの方

・α7RIIIを購入の方

α7RIIIは高画素機なので、データそのものが大きい。ただ同様に実機撮影をしてみた結果からUHS-1で十分に思う。

・α9を購入の方

α9の秒間20コマの超高速連射性能を活かしたい場合

 

 

おそらくα7IIIを購入するユーザーの8割方はUHS-1の性能で十分と思われる。

以上、参考になれば幸いだ。